“たった1日で100万円”。これに、今年10月の衆院選で当選した日本維新の会の新人議員らが猛批判です。
(日本維新の会 小野泰輔衆院議員 11月15日)
「私が初登院した後に議員会館に入ってきたら、ドーンと封筒が置いてあった。何だろうと思って開いてみたら現金が入っていた」
日本維新の会から初当選した小野泰輔衆院議員(47)は10月31日の衆院選で、日付が変わった11月1日の午前2時半ごろに当選確実となりましたが、10月分の「文書通信交通滞在費」が満額の100万円支払われました。この手当は給与やボーナスとは別に郵送費や交通費などの名目で国会議員1人あたり毎月100万円が支払われ、領収書の届け出は不要で、使われ方は全くわかりません。
(日本維新の会 小野泰輔衆院議員 11月15日)
「民間企業であれば自分が働き始めた時から当然経費だって精算できるわけですから、それより前に仕事をしていなかったところの経費の精算なんて普通認めないですよね」
小野議員によりますと、給料に当たる歳費については日割りで約3万円でしたが、この手当については日割りの仕組みがないため、満額支給されるということです。
これには日本維新の会の吉村洋文副代表もツイッターで『これが国会の常識。おかしいよ。原資は、国民の税金、国の借金』と猛批判。そして11月15日には次のように述べました。
(日本維新の会 吉村洋文副代表 11月15日)
「どう考えたって、なぜその4時間で100万円なの?その経費が認められるの?と。おかしいと思います」
一方で、自身が2015年10月1日に国会議員を辞職して大阪市長選に挑戦した際、満額支払われた100万円の“文通費”について、日割りにして寄付するとしました。
日本維新の会は12月の臨時国会に日割りで支払えるよう法律の改正案を提出する方針です。
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