パラジクロロベンゼン

sing by 兼崎健太郎X渡辺大輔X小野田龍之介X郷本直也X齋藤ヤスカ

ボクは何(なに)の為(ため)に歌(うた)う
パラジクロロベンゼン

ただ意味(いみ)も理解(りかい)せずに歌(うた)う
パラジクロロベンゼン

そう答(こた)え求(もと)め走(はし)り出(だ)した
パラジクロロベンゼン

その先(さき)にたどり着(つ)いて何(なに)もないと知(し)っ
たけど

さあ 歌(うた)いましょう踊(おど)りましょう
パラジクロロベンゼン

さあ 喚(わめ)きましょう叫(さけ)びましょう
パラジクロロベンゼン

犬(いぬ)も猫(ねこ)も牛(うし)も豚(ぶた)も みな
パラジクロロベンゼン

さあ 狂(くる)いましょう眠(ねむ)りましょう
朽(く)ち果(は)てるまで さあ

ルールがボクは嫌(いや)で
ただ縛(しば)られたくなくて

だからボクは逃(に)げ出(だ)して
後先(あとさき)の事(こと)は忘(わす)れ

指図(さしず)されるのが嫌(いや)で
少(すこ)し悪になりたくて

深(しんや)夜(ㄧㄝ)家(か)を抜(ぬ)け出(だ)して
夜(よる)の街(まち)を走(はし)り抜(ぬ)け

何(なに)の為(ため)に生(い)きるのか
ボクは野(のらねこ)良猫に話(はな)しかけた

猫(ねこ)は何(なに)も答(こた)えずに
ただ見下(みくだ)した眼(め)でボクを見(み)た

飲(の)めもしないコーヒー飲(の)み干(ほ)して
曇(くも)り空(ぞら)を見(みあ)上げたんだ

今(いま)のボクに何(なに)が出(でき)来る
それすらわからない

だからボクは歌(うた)い叫(さけ)ぶんだ
パラジクロロベンゼン

その意味(いみ)も理解(りかい)せずに喚(わめ)く
パラジクロロベンゼン

それでキミは満足(まんぞく)出来(でき)るの
パラジクロロベンゼン

掟(おきて)規則(きそく)破(やぶ)ったらキミは何(なに)か変(か)
わるの

そう 誰(だれ)でもいいぶちまけたい
パラジクロロベンゼン

悪(あく)を叩(たた)く正義(せいぎ)ふりかざす
パラジクロロベンゼン

正義(せいぎ)盾(たて)にストレス解消(かいしょう)
パラジクロロベンゼン

周(まわ)り止(と)めるボクら気(きづ)付かない
愚(おろ)かな行(こうい)為

この歌(うた)に意(いみ)味はあるの
この歌(うた)に意(いみ)味はないよ

この歌(うた)に罪(つみ)はあるの
この歌(うた)に罪(つみ)はないよ

ベンゼンに意味(いみ)はあるの
ベンゼンに意味(いみ)はないよ
ベンゼンに罪(つみ)はあるの

この歌(うた)の意(いみ)味は…ベンゼン

ボクはそして気(きづ)付く
所詮(しょせん)はすべて偽善(ぎぜん)なんだと

ボクの生(い)きる価(かち)値は何(なに)
野良猫(のらねこ)は水(みず)に溺(おぼ)れ死(し)んだ

空(から)になったコーヒー投(な)げ捨(す)てて
闇(やみ)に覆(おお)われた空(そら)を見(み)た

今(いま)のボクは何(なに)をしてる
それすらわからない
もうなんにもわからない

そしてキミはボクを笑(わら)うんだ
パラジクロロベンゼン

そしてボクはキミを突(つ)き飛(と)ばす
パラジクロロベンゼン

ボクは正(ただ)しくてキミは違(ちが)う
パラジクロロベンゼン

虚無(きょむ)に包(つつ)まれては消(き)えるぼくが消(き)え去(さ)
るまで

さあ 歌(うた)いましょう踊(おど)りましょう
パラジクロロベンゼン

さあ 笑(わら)いましょう妬(ねた)みましょう
パラジクロロベンゼン

ボクもキミも何(なに)もかも全(ぜんぶ)部
パラジクロロベンゼン

さあ 狂(くる)いましょう眠(ねむ)りましょう
朽(く)ち果(は)てるまで さあ

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