10日、全国で新たに確認された新型コロナ感染者は205人でした。先週の同じ曜日と比べて59人減り、重症患者の数も19人減っています。

一方で、1週間の感染者数が前の週を上回る地域もあり、警戒する声も上がっています。

北海道旭川市では先月下旬以降、飲食店クラスターが相次いでいます。いずれの店でも、マスクなしでカラオケをしていた客がいたといいます。

国立感染研担当者:「(Q.どういうことを呼び掛けしている?)換気が難しいお店で、こぢんまりと楽しんで行かれる。換気を工夫して、どういうことができるか。ドアを開けっ放しにして営業してみるとか。換気に関しての話が中心でした」

感染した人は20代から40代が中心で、大半が2回目のワクチン接種を終えていませんでした。

今週に入って、東京の感染者の数は前の週を上回る日も出ています。医療や行政はどう捉えているのか、現場を訪ねました。

東京と千葉で発熱外来を開設するクリニックでは、2カ月前のピーク時、待合室には行列ができていました。

東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「この1週間から2週間は毎日(陽性者が)ゼロという状況。他の診療とのバランスが取れるようになった」

とはいえ、警戒を緩めてはいません。

東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「冬は気温と湿度が下がるので、すべてのウイルスの活性が上がるし、感染力や流行しやすい環境になり、冬場はもう一つ波が来ると考える」

クリニックと同様、業務がひっ迫していた保健所は。

東京・北区保健所、前田秀雄所長:「第5波の時には、ここの机すべてに職員が座って業務していた。非常に騒然とした状態でした」

土日も部署をまたいで職員が集まり、昼夜を問わない対応が続いていたといいます。

東京・北区保健所、前田秀雄所長:「増員しても増員しても追い付かない状況があって、どうやって先に進むかを毎日、思いめぐらしている日々でした」

都内の感染者数の現状をどう見ているのでしょうか。

東京・北区保健所、前田秀雄所長:「今すぐリバウンドが発生することはないと思っています。ただ、いつリバウンドが起こるか分からないなかで、起こった際にすぐに体制を構築することは困難ですので、一定程度の職員は残している状況」

3回目のワクチン接種は来月から始まります。厚生労働省の審議会は10日、18歳以上を対象にファイザーのワクチンの使用を了承しました。政府は来月以降、2回目から8カ月以上が経った希望者全員に接種を始めたい考えで、職域接種も検討されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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