『フェイスブック』が、今から、数時間後に行われるイベントで、社名変更を発表するとみられています。

フェイスブックの始まりは、ハーバード大学の学生同士、情報交換をするためのツールでした。今や全世界のユーザーは約29億人。しかし、企業として、試練に直面しています。内部告発者によって明かされた「安全性より利益を優先する姿勢」。FTC=連邦取引委員会が、調査に乗り出すとの報道もあります。

そのフェイスブックが、いま、力を入れるのは、仮想空間“メタバース”でした。今年8月、アバターを使って会議ができるシステム『ホライゾン・ワークルームズ』を発表。メタバース開発に今年だけで少なくとも1兆円を投資する計画で、ゆくゆくは、メタバースをメインに展開する予定です。

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは、アバターで会議に出席。こう述べました。
マーク・ザッカーバーグ氏:「インターネットの次に来るのはメタバースだと信じている。インターネットに没入することで、さらに臨場感を味わえる」

「宇宙を超える」を意味する造語“メタバース”。「メタバースの開発や技術支援」をする会社では、オンライン会議のシステムを導入しています。現実に近づく、仮想空間の世界。その未来像について、聞きました。
Synamon・武井勇樹COO:「今まで二次元だったインターネットが三次元のメタバースに変わっていくイメージ。VRとかメタバースは、2016年ぐらいが元年と呼ばれていて、いま5年ぐらい経っているので、この次の5年間で、どこまで社会に広く届く技術になるかが、私としては考えているところ」

◆“メタバース”市場が期待のワケ

総務省の調査では、20代のフェイスブックの利用率が、2015年には61.6%でしたが、去年は33.8%と大幅に減少しています。その背景について、ITジャーナリストの三上洋さんは「メインのユーザーが、30、40代が占めるなか、若者はSNS上の人間関係を煩わしく感じているのでは」としています。

フェイスブックをはじめ、マイクロソフトなど巨大企業からスタートアップ企業まで、さまざまな企業が注目しているこの市場。ゴーグルなど関連機器の世界市場予測は、2030年で約16兆円と大幅に拡大するとみられます。三上さんは「現実世界のようにイベントの体験や物の売買ができるとされ、期待が大きい市場。早めに参入し、独占的な地位を確立できれば、莫大な利益につながる可能性もある」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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