河野太郎行革担当大臣が10日、総裁選の立候補を正式に表明しました。衆院選に向けて連携を加速する野党はこの状況をどう見ているのでしょうか。

 河野行革担当大臣:「河野太郎でございます。この度の自由民主党の総裁選挙に立候補を致します」

 告示まで一週間。岸田前政調会長、高市前総務大臣に続く、3人目の出馬表明。

 河野行革担当大臣:「少しずつ手を伸ばしていけば、いずれは星にだって手が届くかもしれない、みんながそう思って、やってみよう、そう思ってくれるようなリーダーになりたいと思っています。一人ひとりの皆さんがこれができたら便利だよね、これができたら本当にいいよね、そう思えることをやってみようよ、そう思えるような先頭に立つリーダーになりたいと思っております」

 河野大臣の出馬で自民党総裁選の行方はどうなるのか。そして、石破元幹事長と野田幹事長代行、2人の動向は・・・。

 一方、立憲民主党は10日、緊急事態宣言延長を受けて、追加の給付金や医療体制の強化などを求めた緊急提言を発表しました。

 立憲民主党・枝野代表:「(河野大臣には)まずは総裁選の前にワクチン担当大臣として、こうした状況に答えを出して頂きたい。総裁選よりもコロナ対策だ」

 そして今週、衆議院選挙を見据えて着々と準備を進めていたのも野党第一党の立憲民主党。

 7日、「枝野内閣」で実行する7つの項目を発表。コロナ対策の司令塔設置や森友・加計学園、桜を見る会の真相究明などを掲げました。目指すのは“政権交代”。

 8日には、野党4党で消費税減税、脱原発などを盛り込んだ共通政策をまとめたのですが・・・。国民民主党は、「現実的な政策が必要」だとしてここに加わりませんでした。

 ツイッターでは、「政権批判が強すぎて政策が見えない」「きれいごとを並べただけで、政策の説得力が感じられない」といった声が・・・。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.