24時間格安で大型家電が買える店が登場。お店にはコロナ禍ならではの秘密も。

 来店客:「ちょっとドキドキしますね」「近所の目がね。なんか盗んできたみたいで。どこかから」

 利用者がドキドキする家電店が話題になっています。東京・蒲田にある「ゴジユウニ」。なんと、24時間営業の無人家電店なのです。

 すべてリユース品ですが、テレビは1万6500円。冷蔵庫と洗濯機は1万1000円。電子レンジは5500円とリーズナブル。

 なかにはほぼ新品で数量限定のお買い得品も。支払いはセルフレジで済ませます。

 初めて利用した男性は・・・。

 来店客:「普通に購入して出てきただけだと、万引きみたいに思われちゃうかも」

 とはいえ、大きな家電は袋に入らないし、風呂敷に入れたら、ますます誤解されそう。そこで、こんなサービスが・・・。

 株式会社AKINAI・山口翔嗣さん:「(別料金で)配送サービスもやっています」

 一日約30人が来店する無人家電店。

 近所に住むミャンマー出身の男性。実は・・・。

 ミャンマー出身の男性:「きのう洗濯機1台買った」

 気に入ったので、この日は親族を連れてきたんだとか。

 ミャンマー出身の男性:「買いやすいです。誰もいないけど値段も安いし」

 無人家電店を運営するのは横浜市内でリサイクルショップを経営する会社。コロナ禍で家電の買い取り依頼が増えているといいます。

 株式会社AKINAI・山口翔嗣さん:「だいたい20%ぐらいは増えた」

 背景には厳しい現実が・・・。

  株式会社AKINAI・山口翔嗣さん:「このあたりの商品、これがホテルなどで出たもの」

 廃業した宿泊施設から家電を引き取ることが多くなったといいます。

 コロナ禍だからこそ生まれた無人家電店。

 来店客:「今家電のお店が8時とかで終わってしまうので、24時間というのは本当に消費者にとっては助かるかなと思います」

 そこで気になるのが、防犯対策。

 株式会社AKINAI・山口翔嗣さん:「防犯カメラが複数台付いています。それが携帯電話とパソコンでずっと見られるようになっている」

 無人販売店は、どこまで進化するのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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