群馬県の会見:「本日、午前10時半ごろ、薬剤の充填作業をしている係員から『1バイアルに異物のようなものが確認できる』と報告がありました」
群馬県の大規模接種センターで29日、モデルナ社の未使用のワクチンの瓶1本から、0.5ミリほどの黒に近い、青っぽい色をした異物が確認されました。
このワクチンを接種した人はいませんが、県は、同じロット番号のワクチン1万1020回分の使用を中止しました。
国が使用の見合わせを公表している3つのロットや、28日までに沖縄県の接種会場で異物が見つかったロットとは、別のものだということです。
■“3つのロット”接種後2人死亡「関係不明」
一方、厚生労働省は、沖縄県で異物が確認された問題について、「ワクチンの瓶に針を刺した際に、ゴム栓が削り取られて、ゴムの破片が混入した可能性が高い」と発表しました。
品質に問題はなく、接種を控える必要はないとしています。
また、国が使用を見合わせている3つのロットのワクチンを巡り、28日に接種後に男性2人が死亡したことが分かりました。
厚労省の専門部会は、「2人の死亡は偶然生じた可能性もあり、現時点でワクチン接種との関係は不明」としています。
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