先月、静岡県熱海市で起きた土石流災害。これまでに25人が亡くなり、2人が行方不明となっています。

警察は27日、遺族の告訴状を受理しました。起点にあった盛り土をめぐり、捜査が始まります。告訴状では、盛り土を造成した前の土地所有者が、ずさんな工事をしていたとして業務上過失致死罪に、現在の所有者が危険性を認識しながら修復しなかったとして、重過失致死罪にあたるとしています。
母親を亡くした瀬下雄史さん:「実態としては、土石流そのものが盛り土だから許せない思いはある。同様の悲劇を2度と繰り返さないことを最終的なゴールとして考えている」

告訴状の受理を受け、現在の所有者は「私は逃げも隠れもしない」とコメントし、捜査に協力する意向を示しました。一方、前の所有者はコメントを出していません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.