23日、一部の自治体で始まった、アストラゼネカ製ワクチンの集団接種。それに伴って注目されているのは、副反応です。
臨床試験では、アストラゼネカ製ワクチンは、2回目の接種時より1回目の接種時の方が、副反応が強く出る傾向が見られたというのです。
接種から丸一日が経過し、気になる副反応はどうなのか。23日、埼玉県川口市で、1回目の接種を終えた人たちに話を聞きました。
アストラ製ワクチンを接種した男性(50代):「副反応と言われるような、体の不調とかもないし。発熱も倦怠(けんたい)感とかも、全然大丈夫な感じです」
50代男性は、接種から24時間後、熱や痛みなど副反応は全く出ていないといいます。一方、同じタイミングで接種を行った50代の女性は・・・。
アストラ製ワクチンを接種した女性(50代):「夜は全然、通常だったんですけど、朝は発熱があって、(熱が)38.5度ぐらい。解熱剤を服用して、36度台に熱が下がったという感じですね」
1回目の接種から12時間後に38度以上の発熱があり、丸一日経った、24日午後7時の段階でも、解熱剤を服用しないとすぐに熱が上がってしまうといいます。さらに・・・。
アストラ製ワクチンを接種した女性(50代):「午後になってから体のしびれとか、関節痛とか。悪寒というか、倦怠感というか。そういう症状は出てきました」
25日、5人に副反応の追跡取材を行ったところ、3人は全く副反応はなく、2人に発熱や寒気といった症状がありました。
来月からは、東京でも、アストラゼネカ製ワクチンの集団接種が始まります。一日200人程度の接種を予定していて、予約は23日から始まっています。
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