都内のスーパーの野菜売り場です。各地に降り続いた記録的な大雨の影響で、旬の夏野菜の価格が高騰しています。

 買い物客:「高いです。高いし、量も少なくなっている。ちょっと手が出ない」「旬の野菜とか意識してとっていたので、夏野菜が高騰しているのは、残念だなと思った」

 アキダイ・秋葉弘道社長:「記録的な高値です。オクラは、3ネット100円で売ってたものが、今は1ネット98円なんです。キュウリなんかも、1袋98円ぐらいで売っていたのが、今は238円。先週は、お金を出しても物がそろわないレベルだった」

 今年の夏野菜は豊作で、うれしい安値となっていましたが、2週間前と比べて、軒並み2倍から3倍になっています。

 長雨による低温と、九州などでの大雨の影響により、西日本産の出荷が激減したことで、一気に高騰しました。

■キュウリ出荷できず・・・被害額は300万円

 福岡県久留米市のキュウリのビニールハウスは、大雨による浸水被害に遭いました。

 大雨被害に遭った農家・中隅久幸さん:「40センチから50センチぐらいまで水に浸かって、完全に下が見えないほどに」

 ほとんどが出荷できない状態となり、被害額は300万円に上るといいます。

 野菜の高騰は、いつまで続くのでしょうか?取材したスーパーでは、今後、秋にかけては価格も落ち着くとみています。

 アキダイ・秋葉弘道社長:「お盆休み前の天候が良かったことによって、生育が進んでいるんです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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