京都府与謝野町が配った抗原検査キットは、国の承認を受けていないものでした。

 与謝野町は、お盆などに帰省を希望する町の出身者に対し、セルフチェックを促して帰省の判断をしてもらう目的で抗原検査キットを800セット購入し、7日から19日までに600セットを無償で配布しました。

 しかし、この検査キットは中国製の研究用で国の承認を受けておらず、厚生労働省は「性能が確認されていない」として、感染を判定する目的で使わないよう自治体に対して2月に通達を出していました。

 これを受けて京都府は、今月13日に与謝野町に対して「誤解を招く」として口頭で注意したということです。

 町は「診断が確実にできると誤解させてしまったのは申し訳ない」とコメントしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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