小笠原諸島・硫黄島の南で海底火山が噴火し、その様子の映像が公開されました。

 勢いよく上がる白い煙。これは海上保安庁が公開した海底火山の噴火の様子です。

 気象庁は、小笠原諸島・硫黄島の南およそ50キロの海底火山「福徳岡ノ場」で、噴火が発生したと発表しました。気象衛星ひまわりの観測では、13日の午前6時20分頃から噴煙が継続して確認されたということです。

 「福徳岡ノ場」は、この付近の海底火山のなかでもたびたび活動を繰り返している場所で、海上保安庁は、周辺海域を航行する船舶に注意を呼び掛けています。

 また、14日午前6時ごろ、小笠原諸島の西之島でも、去年8月以来の噴火が確認されました。気象庁によりますと、噴煙の高さはおよそ1900メートルと推定されています。(15日00:25)

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