8月5日の政府の対策本部でまん延防止等重点措置を県内に適用することが決定が決まりました。私たちの生活にはどんな影響が出そうですか?

 <天野真梨花記者>まず、まん延防止等重点措置の説明ですが、2020年4月に全国に出された緊急事態宣言とは違いがあります。発令・適用の目安となるのはまん延防止はステージ3相当、緊急事態宣言はステージ4相当となります。また、対象地域については緊急事態宣言は県内全域となりますが、まん延防止は、知事が指定する一部地域となります。では今回、県はどんな対策を考えているのかというと、飲食店や大規模商業施設に対しては午後8時までの時短営業を要請する方針です。また、アルコールの提供は一律で禁止する方針で動いているということです。

 気になるのは対象地域ですが、どのようになりそうでしょうか。

 <天野真梨花記者>5日朝、川勝知事は感染者が増加している県東部地域、浜松市、静岡市を中心に考えていると話していました。どこを対象区域にするか現在も検討が進められているということです。

 今回のまん延防止の決定については国と県で温度差があったようですね?

 <天野真梨花記者>実は、県は感染者の急増を受け、国と水面下で対策について考えていました。4日の専門家会議でステージ4との判断が出たことで、県は緊急事態宣言の適用を国に申し入れることを視野に入れていたんですが、4日夜突然、政府が静岡県をまん延防止の対象にするとの方針を固めたんです。川勝知事は「一方的」と政府の動きを批判しています。県は6日朝、まん延防止の具体的な内容について県民に説明する方針です。

8月5日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version