不安定な情勢が続くアフガニスタンで反政府勢力のタリバンが2つの州都を制圧しました。州都の制圧は駐留するアメリカ軍が完全撤退を表明してから初めてです。

 現地メディアによりますと、7日、アフガニスタンの反政府勢力「タリバン」は南西部ニムルズ州の州都ザランジに続き、北部ジョズジャン州の州都シェベルガンを制圧したと発表しました。

 州都が制圧されるのは駐留するアメリカ軍が4月に完全撤退を表明してから初めてです。

 タリバンは首都カブールで政府の報道官のトップを暗殺するなど、各地で攻勢を強めています。

 国連アフガニスタン支援団の代表は6日の安全保障理事会で、タリバンの攻撃により7月だけで1000人以上の民間人が死傷したことを明らかにしていて、「アフガニスタンは危険な転換点にある」と警鐘を鳴らしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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