EU

欧州委員会(EC)

元記事の言語:英語
元記事公開日:2026年09月29日
抄訳記事公開日:2026年10月30日

EU support to research and innovation increases with additional €500 million for research programme Horizon Europe

(2026年9月29日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は2026年9月29日、EUの主力研究・イノベーション・プログラムであるHorizon Europeに、2026年および2027年分として5億ユーロを追加配分した。これにより、2年間の予算総額は約148億ユーロとなった。

欧州委員会は、主要な研究・イノベーション課題に取り組むため、2件の新たな横断型公募を新設し、Horizon Europeの対象範囲を拡大する。対象課題には、より手頃な価格で安全かつ持続可能な欧州エネルギーシステムを実現する次世代AI駆動型デジタルプラットフォーム、革新的な中小企業(SME)に必要なスキル、クリーン産業とデジタル産業が生物多様性にもたらす恩恵と影響への対応、生物多様性のための変革の加速などが含まれる。

新設される2件の横断型公募は、次の通りである。

▽予算2億2,700万ユーロを投じる「自然再興型の経済・社会に向けた変革」

「自然再興」に関する今回の公募では、EUの生物多様性目標を支援する11件の研究・イノベーション活動に資金を提供し、Horizon Europeの2025~2027年戦略計画に定められた生物多様性関連支出目標(10%)の達成を後押しする。

▽総額2億6,000万ユーロを投じる「Bridging Actions 2027」

「Bridging Actions 2027」の公募は、EUの次期研究・イノベーション・プログラム「Horizon Europe(2028~2034年)」と、将来の「欧州競争力基金(ECF)」との連携に向けた基盤を整えるものである。

さらに、改訂されたワークプログラムに基づき、新欧州バウハウス(NEB)ファシリティは、企業がNEBに沿った革新的な建設ソリューションを試験・検証できるリビングラボ、テストベッド、規制サンドボックスの開発や実証などを通じて、NEBアカデミーを支援する。

また、欧州委員会は同日、Horizon Europeに関する報告書を2つ発表した。これらの報告書は、Horizon Europeが研究者にとってヨーロッパを選択する上で重要な役割を果たしていることを裏付けており、Horizon Europeが欧州内外の研究者、イノベーター、企業にとって依然として非常に魅力的なプログラムであることを示している。

[DW編集局]

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