深いブラウンと薄底が引き立てる往年のトレーニングシューズの魅力!
鮮やかな配色や大きなソールに頼らず、レザーの風合いと細身のシルエットで存在感を放つ、”ADIDAS(アディダス)”の”ITALIA 60S(イタリア 60S)”。そのルーツは、1959年にローマで作られたアスレチックシューズ、”ITALIA(イタリア)”へと遡る。1950〜60年代のトレーニングシューズを着想源に、柔らかなレザー、薄いソール、ヒールを斜めに走る補強といったクラシックな特徴を現代へ引き継いでいる。
サンバやガゼルとはひと味違う魅力を生むのが、足首周りのすっきりとした仕立て。ライニングを簡素化し、厚いパッドで膨らませない履き口によって、レザーが足を包むような柔らかさを生かしている。横から見たときにかかとが細く収まり、後方へ張り出すヒールタブや補強のラインが際立つのも、このモデルならでは。テキスタイルのソックライナーとラバーアウトソールを組み合わせ、昔ながらの軽快な外観に日常使いの実用性を備えた。
今回登場するのは、秋冬に映える深みのあるダークブラウン。アッパーの滑らかなレザーには控えめな艶があり、シワや縫い目の陰影が落ち着いた色調に表情を加える。スリーストライプスもブラウンで揃えながら、表面に毛羽立ちのある質感と細かなギザギザの縁取りで違いをつけた。つま先の補強や履き口にも粗い素材の表情を残し、整いすぎないヴィンテージ調の雰囲気を演出。サイドにはシルバーに輝く小さな”adidas Italia”のロゴを添えている。
明るいタンカラーの平紐が甲の部分を軽やかに見せ、ソールとの境目にはクリーム色の細いラインを配置。その下に落ち着いたガムカラーのラバーを重ね、ブラウンを主役にしながら奥行きのある仕上がりへ導いた。同モデルでは、以前にも”ブラウン/オフホワイト/クリームホワイト”が登場。スウェードのボディに白いストライプスを効かせた配色に対し、今作はレザーの艶と同系色の濃淡で見せるアレンジとなる。装飾を抑えることで、トレーニングシューズ由来のシャープな輪郭と素材の味わいを楽しめる一足に仕上がっている。
海外では2026年10月よりアディダス取扱店にて発売開始。欧州価格は€120。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。

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