
ザ・ワンファイブテラス福岡の料金は、1室2名・税込で平日なら2万円台から、土曜や大型イベント日は6万〜7万円台まで上がる。2026年10月4日〜12月31日のOTA掲載価格(当社収集・10月9日時点)では最安19,998円・最高164,750円・全プラン平均50,200円で、同じ部屋でも日付次第で8倍以上の開きがある。予約先は公式サイト(事前QRチェックイン対応)と主要OTAの両方を同じ日付で見比べるのが基本で、安く泊まるなら月曜〜木曜、特に10月中旬と12月第2週の平日が狙い目だ。本稿では日付別の最安値、福岡市中央区の相場との位置関係、口コミで評価されている点、同系列3軒との違いまでを宿泊者目線でまとめる。
Key Takeaways
— 平日2万円台〜、土曜は中央値61,425円。2026年10月4日〜12月31日の各日最安(1室2名・税込、N=89日)は月曜〜木曜の中央値が27,498〜30,600円で、土曜だけが倍の水準になる。
— これから泊まれる日の底値は22,500円。10月15日・18日・19日・25日、12月7日が該当し、10月は月〜木の中央値も26,249円と3か月で最も低い。
— 11月7日・14日・15日・21日、12月5日は最安でも6万〜7万円台。福岡マラソン前日やみずほPayPayドーム福岡の公演日と重なる。
— 平日は中央区のビジネスホテル相場並み。各日最安の中央値30,600円は中央区ビジネスホテル(75軒)の27,900円に近く、客室は全タイプ25㎡以上。
— 予約は公式とOTAを同日・同タイプで比較。朝食は徒歩1分の提携ラウンジで1名4,500円、駐車場は先着順で1泊2,500円。
ザ・ワンファイブテラス福岡はどんな宿か
福岡市中央区春吉3-14-36、那珂川を挟んで中洲の対岸にある全82室のホテルである。運営は博多ホテルズ(ワンファイブホテルズ)で、2016年に取得した旧「5th HOTEL(West)」を全面改装し、2020年12月15日に「The OneFive Terrace Fukuoka」としてリブランド開業した(既報)。客室は5タイプで、公式サイトの表記ではスタンダードキング25㎡、スタンダードツイン28㎡、スーペリアツイン33㎡、スーペリアトリプル39㎡、デラックスツイン41㎡。福岡都心のビジネスホテルとしては全タイプが25㎡以上とゆとりのある構成で、口コミでも広さが最も多く言及される(後述)。
表1 ザ・ワンファイブテラス福岡の施設概要
項目
内容
所在地
福岡市中央区春吉3-14-36
客室
全82室・5タイプ(25〜41㎡)
アクセス
地下鉄中洲川端駅 徒歩8分(福岡空港駅から約9分)/天神南駅 徒歩7分
チェックイン/アウト
15:00/11:00(事前QRチェックインあり)
朝食
徒歩1分のホテル イル・パラッツォ地下1階ラウンジで和洋ビュッフェ、7:00〜11:00、4,500円/1名
駐車場
あり・1泊2,500円(税込)・先着順
館内
コインランドリー、製氷機、喫煙ブース、有料コインロッカー、ロビーのアメニティブース
出典:公式サイトおよびOTA掲載情報(2026年10月9日時点)。駅徒歩分数はOTA掲載値。
料金の目安:平日2万円台、土曜は6万円台が中心
当社が収集した2026年10月4日〜12月31日(89日・3,916プラン観測)のOTA掲載価格を、各日の最安プラン(1室2名・税込)で並べると次の通りだ。最安19,998円は10月上旬の月曜で、これから予約できる日では22,500円(10月15日・18日・19日・25日、12月7日)が最も低い。一方で土曜は3万円台前半〜7万円台で、曜日の差がそのまま支払額の差になる。
表2 曜日別の各日最安(1室2名・税込、2026年10月4日〜12月31日、N=89日)
曜日
各日最安の中央値
最も低い日
最も高い日
月曜
27,498円
19,998円
40,000円
火曜
30,000円
24,999円
35,000円
水曜
30,600円
25,000円
45,000円
木曜
30,600円
22,500円
42,120円
金曜
37,800円
20,400円
42,000円
土曜
61,425円
31,590円
77,220円
日曜
30,600円
22,500円
77,220円
出典:ホテルバンク編集部調べ(OTA掲載価格・当社収集、2026年10月9日時点)。対象は2026年10月4日〜12月31日の各日最安プラン(1室2名・税込)、N=89日。月曜〜木曜・日曜は各13日、金曜・土曜は各12日。10月4日〜9日の6日間は取得時点で満室(販売終了)で、「最も低い日」のうち月曜19,998円(10月5日)・木曜22,500円(10月8日)・金曜20,400円(10月9日)はこの期間の値。10月10日以降の最安は月曜・木曜が22,500円、金曜が25,000円。
全プラン平均が50,200円と最安値の2.5倍にあるのは、デラックスツインやトリプルなど上位タイプと朝食付きプランが平均を押し上げているためで、スタンダードタイプの素泊まりなら平日3万円以内に収まる日が多い。89日のうち最安が25,000円以下の日は16日、5万円以上の日は9日あり、後者はすべて土曜か連休・イベントと重なる日だった。
同じデータを「月」と「曜日」の2軸で並べ直すと、どの月のどの曜日が安いかが一目で分かる。10月は月曜〜木曜の中央値が26,249円、日曜が22,500円と3か月で最も低く、11月は土曜の中央値が68,445円まで上がる。12月の土曜は56,160円で11月より約1万2,000円低い。
表3 月×曜日でみる各日最安の中央値(1室2名・税込)
宿泊月
月曜〜木曜
金曜
土曜
日曜
月全体
10月
26,249円
31,400円
43,875円
22,500円
27,498円
11月
30,600円
37,800円
68,445円
30,600円
30,600円
12月
30,600円
37,800円
56,160円
30,600円
30,600円
出典:ホテルバンク編集部調べ(OTA掲載価格・当社収集、2026年10月9日時点)。各宿泊日の最安プランの中央値。対象日数は10月28日(月〜木16・金4・土4・日4)、11月30日(17・4・4・5)、12月31日(19・4・4・4)。金曜・土曜・日曜は各月4〜5日と少ないため、目安として読みたい。
日付別の最安値:三連休・マラソン・ドーム公演で跳ねる
10〜12月の中で価格が大きく動く日を抜き出した。10月の三連休は初日の土曜が高く、月曜(祝日)はむしろ平日並みに戻る。11月は8日(日)の福岡マラソン前日にあたる7日(土)が7万円台、14日(土)・15日(日)はみずほPayPayドーム福岡で2日間の大型公演が予定されており土日とも77,220円まで上がる。12月は第1土曜と年末が高く、7日(月)の22,500円が10〜12月を通じた底値圏になる。同じ11月の福岡では大相撲九州場所の15日間も重なり、この期間に平日価格がどう動くかは大相撲九州場所15日間、福岡の平日単価はどこまで取れるかで検証している。
表4 価格が大きく動く日の各日最安(1室2名・税込)
宿泊日
曜日・備考
各日最安(1室2名・税込)
10月10日
土・三連休初日
42,120円
10月11日
日・三連休中日
32,500円
10月12日
月・スポーツの日
24,999円
10月19日
月
22,500円
10月24日
土
63,180円
11月7日
土・福岡マラソン前日
70,200円
11月8日
日・福岡マラソン当日
30,600円
11月14日
土・ドーム公演
77,220円
11月15日
日・ドーム公演
77,220円
11月21日
土・三連休初日
66,690円
11月23日
月・勤労感謝の日
30,600円
12月5日
土
70,200円
12月7日
月
22,500円
12月24日
木・クリスマスイブ
37,800円
12月26日
土
59,670円
12月31日
木・大晦日
42,120円
出典:ホテルバンク編集部調べ(OTA掲載価格・当社収集、2026年10月9日時点)。各日の販売中プランのうち最安値。価格は日々変動するため予約時に要確認。
福岡市中央区の相場と比べた位置づけ
福岡市中央区の2026年10月の掲載価格(1室2名・税込・各施設の日次平均のエリア中央値)は、ビジネスホテル75軒で27,900円、シティホテル12軒で51,300円である。ザ・ワンファイブテラス福岡の各日最安の中央値30,600円は中央区ビジネスホテルの相場とほぼ同じ水準で、土曜の中央値61,425円はシティホテルの相場を上回る。つまり「平日はビジネスホテル価格で25㎡以上の部屋に泊まれ、土曜はシティホテル並みの価格になる宿」と捉えると日付選びがしやすい。下図は各日最安の推移に2つの相場線を重ねたものだ。なお、福岡のビジネスホテルとシティホテルで単価の伸び方が分かれている背景は、福岡のADRはシティ+6.2%・ビジネス+2.2%へ分岐が月次の確定値で追っている。
図:ザ・ワンファイブテラス福岡の各日最安(1室2名・税込、2026年10月4日〜12月31日、N=89日)と福岡市中央区のビジネスホテル・シティホテルの2026年10月掲載価格。出典:ホテルバンク編集部調べ(2026年10月9日時点)。
口コミで評価されている点:広さ・清潔感・立地
公開口コミをカテゴリ別に集計すると、清潔感4.46(N=209)、バスルーム4.35(N=68)、従業員4.25(N=231)、立地4.20(N=385)、朝食4.06(N=47)で、いずれも5点満点で4点を超えている(ホテルバンク編集部調べ、2026年10月時点)。直近24か月の710件を話題別に見ると、最も多く言及されるのは部屋の広さと清潔さで、「部屋は広くて満足です」「広く綺麗な部屋でした」「部屋、お風呂等が広く、ゆったり出来た」「清潔感がありお洒落でした」といった声が並ぶ。立地については「便利な場所で最高」「周辺には飲食店やコンビニ」、スタッフについては「スタッフの対応が良い」、朝食については「朝食に感動しました」という評価が見られる(ホテルバンク編集部が集計した宿泊者口コミ710件・2024年10月〜2026年9月、部分引用)。中洲・天神の双方へ歩ける春吉という立地は、建築や内装の個性で福岡の都心の宿を選んだこちらの記事でも、那珂川西岸の一軒として取り上げられている。
同系列3軒との違い:広さのテラス、価格帯の天神・マリン
福岡市内には同じワンファイブホテルズの運営で、ザ・ワンファイブ福岡天神(77室)、ザ・ワンファイブマリン福岡(90室)、ザ・ワンファイブヴィラ福岡の3軒がある。同じ期間(2026年10月4日〜12月31日)の掲載価格を見ると、福岡天神は最安7,560円・平均27,300円、マリン福岡は最安5,760円・平均23,000円で、どちらもテラスより手頃な価格帯からそろう。テラスの強みは全室25㎡以上の客室面積と、中洲と天神の中間という歩き回りやすい立地にあり、2名でゆったり滞在したい旅行や3名利用のトリプルが必要な旅程に向く。コンパクトな予算で泊数を増やしたいなら天神・マリン、部屋の広さを優先するならテラス、という使い分けが基本になる。博多駅側で同様に料金の目安を整理したゾンクホテル博多の宿泊料金とサブスクの現在も、福岡の宿を価格帯で選ぶ際の比較材料になる。
予約先と安く泊まるコツ
曜日を動かす:月曜〜木曜の最安中央値は27,498〜30,600円。同じ週でも土曜は中央値61,425円なので、土曜泊を日曜泊にずらすと中央値で約3万円、金曜泊を木曜泊にずらすと約7,000円変わる。
イベント日を避ける:11月7日・14日・15日・21日、12月5日は最安でも6万〜7万円台。福岡マラソンやドーム公演と重なる日は周辺全体が上がるため、前後の平日に寄せる。
部屋タイプで調整する:最安はスタンダードキング(25㎡)・スタンダードツイン(28㎡)の素泊まり。朝食は徒歩1分の提携ラウンジで1名4,500円なので、朝食付きプランと素泊まり+現地払いを比較する。
予約先:公式サイトは事前QRチェックインと直販の案内が受けられ、OTAはポイント還元と日付横断の価格比較に向く。同じ宿泊日・同じ部屋タイプで両方を見て、総支払額で選ぶ。
車で行くなら:駐車場は先着順・1泊2,500円。満車時に備えて周辺のコインパーキングも想定しておく。
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よくある質問
Q. ザ・ワンファイブテラス福岡の料金はいくらくらいですか?
A. 1室2名・税込のOTA掲載価格(2026年10月4日〜12月31日、10月9日時点)で、各日の最安は月曜〜木曜の中央値が27,498〜30,600円、土曜の中央値が61,425円。全プランの平均は50,200円で、上位タイプや朝食付きプランを含むと高くなる。
Q. 一番安く泊まれるのはいつですか?
A. 10月10日以降で最も安いのは22,500円で、10月15日・18日・19日・25日と12月7日が該当する。月別では10月の月曜〜木曜(中央値26,249円)と日曜(同22,500円)が低い。
Q. 料金が高くなる日はいつですか?
A. 土曜と大型イベント日。11月7日(福岡マラソン前日)・14日・15日(みずほPayPayドーム福岡の公演日)・21日(三連休初日)、12月5日は最安でも6万〜7万円台になる。
Q. 何人まで泊まれますか?部屋の広さは?
A. 客室は5タイプで、公式サイトの表記ではスタンダードキング25㎡、スタンダードツイン28㎡、スーペリアツイン33㎡、スーペリアトリプル39㎡、デラックスツイン41㎡。3名ならスーペリアトリプルが候補になる。
Q. 朝食はありますか?
A. 徒歩1分のホテル イル・パラッツォ地下1階ラウンジで和洋ビュッフェを提供しており、7:00〜11:00、1名4,500円。朝食付きプランと、素泊まり+現地払いの総額を比べて選びたい。
Q. 駐車場はありますか?
A. ある。1泊2,500円(税込)で先着順のため、満車に備えて周辺のコインパーキングも想定しておくとよい。
Q. 最寄り駅と、公式サイトとOTAのどちらで予約すべきかを教えてください。
A. 地下鉄中洲川端駅から徒歩8分、天神南駅から徒歩7分。予約は公式サイト(事前QRチェックインの案内あり)とOTA(ポイント還元・日付横断の比較)の両方を、同じ宿泊日・同じ部屋タイプで見比べ、総支払額で選ぶのが基本だ。
集計方法と出典
■ データソース
価格はホテルバンク編集部が収集したOTA公開掲載価格(1室2名利用・1室あたり・税込)。対象は2026年10月4日〜12月31日の宿泊日(89日・3,916プラン観測)で、取得時点は2026年10月9日。福岡市中央区の相場は同区内のビジネスホテル75軒・シティホテル12軒の2026年10月掲載価格。口コミはホテルバンク編集部が公開口コミを独自に集計したもので、カテゴリ別評点は5点満点、話題別の引用は直近24か月(2024年10月〜2026年9月)・710件からの部分引用。施設情報は公式サイト(2026年10月9日閲覧)およびOTA掲載情報で、客室面積は公式サイトの表記に従った。
■ 試算前提
「各日最安」は各宿泊日の販売プランのうち最も低い価格、「全プラン平均」は全プランの単純平均。曜日別・月×曜日別の値は各日最安の中央値(日数が偶数の場合は中央2日の平均)。中央区の相場は各施設の日次平均をエリア中央値にまとめ、2026年10月分を月平均したもの。
■ 限界・留意点
掲載価格は実際の成約価格ではなく、日程・プラン・予約時期で日々変わる。10月4日〜9日は取得時点で満室(販売終了)の日を含む。月×曜日の集計は金曜・土曜・日曜が各月4〜5日と少ない。イベントの開催日は2026年10月時点の公表予定に基づく。
■ 出典

WACOCA: People, Life, Style.