10月1日、モスクワで開催された国際有識者会議「バルダイ・クラブ討論会」の年次会合で演説するプーチン大統領(写真:Sputnik/共同通信イメージズ)

[ロンドン発]ウラジーミル・プーチン露大統領は10月1日、モスクワで開かれた国際有識者会議「バルダイ・クラブ討論会」で、飛び地のカリーニングラードを含むロシア領への直接攻撃があった場合、「ロシアが保有するあらゆる兵器の使用が即座に議題に上る」と明言した。

「われわれを恫喝しようとする試みに対する回答だ」

 モデレーターが「バルト海で北大西洋条約機構(NATO)の演習が行われ、カリーニングラードに対して強硬な姿勢が示されている。ロシアからはカリーニングラード封鎖の試みがあった場合には核兵器を含むあらゆる手段を行使するとの警告が発せられているが…」と尋ねた。

 このエスカレーションが、ロシアとNATOが戦争の瀬戸際にあることを意味するのか、それともまだ脅し合っている段階なのかについて、プーチン氏は「露外務省が欧州のいくつかの国に送付した書簡は恫喝ではなく、われわれを恫喝しようとする試みに対する回答だ」と答えた。

 報道では、ロシア側の文書には「NATO諸国がカリーニングラードをロシア本土から孤立させることを目的としたいかなる試みに出た場合、ロシアは自国領土を防衛するため、保有するあらゆる戦力・兵器を行使する準備がある」と明記されているという。

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