中国河南省鄭州市でスワイヤ・コカ・コーラのスマートピッキングロボットが運用を開始した。
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中国河南省鄭州市でこのほど、香港地区の英系財閥スワイヤグループ(太古集団)傘下でコカ・コーラのボトリング事業を手がける太古可口可楽(スワイヤ・コカ・コーラ)のスマートピッキングロボットが、正式に運用を開始した。3セット6台のスマートピッキングロボットと、連携する無人搬送車(AGV)が実際の生産現場に投入された。
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現在主流の飲料製品の多くは、保管・物流段階においてシュリンクフィルムで梱包(こんぽう)されており、圧迫を受けると変形しやすい。透明フィルムの反射や折り目、テクスチャー(表面の模様や質感)の特徴の乏しさも、ロボットの視覚測位と安定した把握を難しくしており、これらは長年にわたって世界的な技術上の難題となってきた。

こうした業界的課題を解決するため、スワイヤ・コカ・コーラとスマートロボティクス企業の杭州賽斯自動化科技(SETH Robotics)はスマートピッキングロボット「SAI」を共同開発し、専用の人工知能(AI)を独自に構築。軌道やパレタイジング(積み付け)計画、移動経路、システム運用案を仮想倉庫内で事前にシミュレーション・検証した後、実機に指令を送って稼働させ、調整と試行錯誤のコストを初期段階で消化できるようにした。

スワイヤ・コカ・コーラのピーター・ミルズ最高サプライチェーン責任者(CSCO)は、同システムを今後江蘇省南京市、安徽省合肥市、広東省広州市などの工場に導入し、同社のグローバルシステム内に順次配置していくと表明した。

杭州賽斯自動化科技の金軼超最高技術責任者(CTO)によると、同ロボットは現在40キロ級の重量物対応移動式ピッキングプラットフォームを搭載しており、ピーク時の処理能力は最大で1時間当たり600箱、オーダーピッキングの精度はほぼ100%に達している。

金氏は「今後、同じ技術を酒類や乳製品の仕分けや搬送、さらにパネルトラック、オープントップ鉄道貨車、空港の手荷物といった重量物や高頻度の現場にも応用できる」と述べた。(提供/新華社)

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