9月22日から27日にかけて、第48回技能五輪国際大会が上海市で開催されました。

9月22日から27日にかけて、第48回技能五輪国際大会が上海市で開催されました。今大会は運輸・物流、構造・建築技術、製造・エンジニアリング技術、情報通信技術、クリエーティブアート・ファッション、社会・対人サービスの6大分野で計64の競技職種が設けられ、68の国・地域から1385人の選手が参加しました。

マクロ経済の構造転換とAI技術の進化が重なる中、今大会は世界の労働市場の需給変化や人的資本投資の新潮流を観察する重要な窓口となっています。新たに鉄道車両技術、ドローンシステム、スマートセキュリティ技術、ソフトウェアテスト、デジタルインタラクティブメディアデザイン、歯科技工、小売の7職種が追加されました。これらはデジタル化、スマート化、グリーン化という産業高度化の動向を直接反映しており、多くがAIと深く結びついています。

今大会は競技設定から選手の訓練まで、AIと密接に関連しています。例えばスマートセキュリティ技術では、採点におけるソフトウェアの設定・運用・最適化の割合が85%に達し、ハードウェアの設置は15%にとどまりました。また、ソフトウェアアプリケーション開発でもPythonプログラミングやデータ分析などの要件が追加され、AIツールを活用して開発の全工程に対応する能力が総合的に評価されます。

グラフィックデザイン職種の課題にも、AIやロボットなどの要素が数多く登場しました。スイス出身のグラフィックデザイナーは、これらがグラフィックデザインの未来を示していると指摘する一方、AIがデザイナーに取って代わることはできず、専門知識やスキル、審美眼が依然として優れた作品の基礎であると述べています。

上海市高級技工学校機電工程系の鄭昊副主任は、AIと産業制御の深い融合はスマート製造の発展における必然的な流れであると指摘しています。産業のデジタル化が進むにつれ、産業制御、データ、AIアルゴリズムに精通した新たな技能人材が求められるようになり、製造業の高度技術職における人材不足を補うことが期待されています。(提供/CGTN Japanese)

WACOCA: People, Life, Style.