高校野球秋季和歌山大会2次予選1回戦   智弁和歌山5―2市和歌山 ( 2026年9月27日    紀三井寺運動公園野球場 )

<市和歌山・智弁和歌山>先発する智弁和歌山・米原(撮影・長谷川 柚香)
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 今夏日本一の智弁和歌山が市和歌山との“和歌山2強対決”を5―2で制し、4強に進んだ。

 打線が速攻を仕掛けた。1番の長友悠成(2年)が死球で出塁すると、相手の3失策をきっかけに一挙4得点と先制に成功。4―0の8回には東村悠晴(2年)の犠飛で突き放した。

 投げては、今夏甲子園で先発した米原佑真(2年)が7回まで三塁を踏ませず7回1/3、2失点(自責1)の力投。声を絶やさずチームを鼓舞した主将の井本陽太(2年)は「皆に余裕を持たせようと“大丈夫や”と声かけをしていた。勇気づけることができたかな」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 今秋は和歌山東との新人戦初戦で敗れた。井本は「自分たちは弱いことを自覚して、一球一球責任を持ってプレーしよう」と練習前や練習中には何度もミーティングを開いて結束力を強めてきた。課題だった守備力を向上させるためサインプレーの練習にも時間を割いてきただけに「みんなが自信を持っているように見えた。ここが一つの山だと思っていたので勝てて良かった」と笑みを浮かべた。

 理想の主将像の黒川史陽(現楽天)で「勝ちにこだわる姿勢が憧れ。監督にも人柄を聞いて近づいていけるようになりたい」と決意する。

 その姿に中谷仁監督からは「思いが強く、率先して動ける」と評価された。

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