ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮軍兵士2人を最近韓国へ送ったことを明らかにした。
23日(現地時間)のCNNの報道によると、ゼレンスキー大統領はこの日、米ニューヨークの国連本部で開かれた第81回国連総会における演説で、ロシア軍を支援していた北朝鮮軍の兵士たちについて語った。
【写真】ウクライナ大統領が公開した北朝鮮兵
北朝鮮は2024年から、ロシア・ウクライナ戦争においてロシアを支援するため兵力を派遣してきた。北朝鮮軍は、ウクライナ軍がロシアのクルスク地域に侵入した後に前線へ投入された。
ゼレンスキー大統領は昨年1月、北朝鮮軍兵士を捕らえた当時の状況も説明した。彼は「そのうちの1人は、自分が捕虜になったという事実を悟ると、自ら命を絶とうとした」「彼は、運命が自分を死なせてはくれなかったという事実にショックを受けていた」と述べた。続けて「金正恩(キム・ジョンウン)は、彼らをまるで通貨のように利用し、その見返りとして何かを得ている」「おそらく平壌で戦死者を称える場面が放送されているのを見たことだろうが、これもまた狂気の沙汰である」と語った。
この北朝鮮軍捕虜2人は、生け捕りになった後に「朝鮮日報」のインタビューで「大韓民国に行きたい」と語り、その後も脱北者団体などに対して韓国への亡命の意思を継続的に示してきた。しかし、彼らが韓国にたどり着くまでには20カ月かかった。なお韓国政府は、捕虜の亡命について言及していない。
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