
生産者と収穫体験をする学生によって、次々と収穫されるオリーブ=福井市石橋町で
福井市の三里浜砂丘地に広がるオリーブ農園「三里浜オリーブカルメリーナ」で、今季のオリーブの本格的な収穫が始まった。生産者に加え、18日は収穫体験に訪れた県立大と共立女子大(東京都)の学生11人も作業に汗を流した。
同市の「三里浜オリーブ合同会社」が松枯れした防風林の代替策として2017(平成29)年から栽培を開始。年々規模を拡大し、現在は16品種、約3千本が植えられている。
この日は塩漬け用の品種「マンザニロ」を約70キロ収穫。夏に雨が少なく心配されたが順調に育ち、台風被害がなかったこともあり、関係者が「取り切れるか心配」と苦笑するほどの豊作となった。11月中旬まで続き、過去最多となる3トンの収穫を見込んでいる。
収穫したオリーブは、塩漬けのほかオリーブオイルやドレッシング、あめなどに加工して販売する。村嶋哲郎代表(71)は「まず県内の人に魅力を知ってもらい、棗地区をPRしていきたい」と意気込んだ。 (山田陽)

WACOCA: People, Life, Style.