なぜ海は山を駆け上がった?最大約524mに達した巨大津波の仕組み

海の水が山の斜面を駆け上がり、森をはぎ取った。
なぜ、水は海面から最大約524メートルの高さまで届いたのでしょうか。

1958年7月9日、アラスカのリツヤ湾で起きた津波を、地震、岩盤崩落、水の押し出し、対岸への遡上、湾口への波の伝播の順に解説します。
崩落体積は推定約3000万m³。最大約524mは斜面の到達点までの高さで、同じ高さの波が湾全体を進んだという意味ではありません。
湾内にいた漁船3隻のうち2隻が大破・沈没し、2人が亡くなりました。

本編の再構成映像はAI生成による説明用の模式表現です。実際の事故映像ではなく、地形・流速・時間経過を精密に再現した数値シミュレーションではありません。記録写真は出典を表示して区別し、一部をトリミング・拡大しています。

海辺で強い揺れや長い揺れを感じたら、まず身を守り、安全に動けるようになり次第、警報を待たず安全な高台や内陸へ避難してください。避難先と経路を事前に確認し、自治体や防災機関の情報に従ってください。

【主な出典】
Don J. Miller (1960), Giant Waves in Lituya Bay, Alaska — USGS Professional Paper 354-C
https://pubs.usgs.gov/pp/0354c/report.pdf
Franco et al. (2020), The 1958 Lituya Bay tsunami — pre-event bathymetry reconstruction and 3D numerical modelling
https://nhess.copernicus.org/articles/20/2255/2020/
NASA Earth Observatory — Lituya Bay’s Apocalyptic Wave

Lituya Bay’s Apocalyptic Wave


気象庁 — 津波から身を守るために
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/tsunami_bosai/
National Weather Service — During a Tsunami / Before a Tsunami
https://www.weather.gov/safety/tsunami-during
https://www.weather.gov/safety/tsunami-before

【記録写真】
Don J. Miller/U.S. Geological Survey(NASA Earth Observatory掲載)。1958年の津波後に撮影した航空写真。実際の津波発生中の写真ではありません。
https://www.usgs.gov/media/images/lituya-bay-1958

【音楽】
“The Descent” Kevin MacLeod (incompetech.com)
Licensed under Creative Commons: By Attribution 4.0 License
http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
楽曲は長さ・音量を調整し、映像全体に合わせて1.2倍速にしています。

#津波 #防災 #しくみ図鑑

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