TBS NEWS DIG Powered by JNN
先月、北方領土を電撃訪問するなど日本に対し圧力を強めているロシアのプーチン大統領。その脅威は今、ヨーロッパ諸国に「新たな形」で広がっています。各国で相次いで爆発物が見つかり、ロシアによる「破壊工作」を疑う声が強まっています。
【写真を見る】中国製ジェットエンジン搭載のロシア製ドローン「ゲラン」攻撃の様子
■米・ウクライナ和平案協議後…ロシア軍による攻撃激化
突然、響く爆発音。警察官のボディカメラが、ロシア軍による攻撃の瞬間を捉えました。
ウクライナの首都キーウ。8日、ミサイルやドローンが住宅地を襲いました。
キーウ市当局は、これまでに5人が死亡し、数十人がけがをしたと発表。
ロシアは最近、新たなタイプのドローンを投入し、ウクライナへの攻撃を続けています。
キーウ市民
「家をきれいに片付けたばかりだったのに、またこんなことになるなんて。昼は仕事に行き、夜にはこんな光景を目にしています」
実はこの攻撃が始まったのは、アメリカのウィットコフ特使らがキーウを離れて間もなくのこと。
6日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの戦闘終結に向けた和平案を協議していました。
■ロシア新型ドローン「ゲラン」 時速500キロの脅威
8日、キーウにあるテレビ局も、ロシア軍のドローンによる攻撃を受けました。当時はニュース番組の生放送中で、報道フロアなどが被害を受けました。
テレビ局の担当者
「2人が重傷を負い病院に搬送されました。重篤な状態だと聞いています」
一方、ウクライナも応戦。ロシア南部ではウクライナのドローン攻撃で子どもを含む4人が死亡しました。
これまでドローン攻撃でロシアを揺さぶっていたウクライナ。最近、ロシアも新たなドローンを投入しています。ロシア製の「ゲラン」の特徴はスピードです。
ウクライナ国防省の分析では、中国製のジェットエンジンを搭載していて、最高時速500キロで飛行するといいます。
4日、ウクライナ保安庁の建物にも「ゲラン」が突入しました。ウクライナ側は、迎撃に苦慮しています。
ゼレンスキー大統領
「最も困難なのは、ジェット型ドローンを撃墜することです」
WACOCA: People, Life, Style.