ロシア、英軍事施設を攻撃の可能性 ミサイル技術供与に反発

2026年6月3日、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官。 REUTERS/Anastasia Barashkova

[モスクワ 27日 ロイター] – ロシアは27日、英国の長距離巡航ミサイルを使用したウクライナのロシア領内攻撃への対抗措置と​して、ウクライナ国内外の英軍事目標を攻撃する‌可能性があると警告した。

ロシア外務省のザハロワ報道官が記者会見で明らかにした。これまでにも同様の警告は出されていたが、今回​は最も強く切迫感を伴うものとなった。

ザハロワ氏​は、英政府がロシア市民に対する「テロ」行為に⁠法的に加担する状態まで「あと1歩」に迫っていると発言。​英国が方針を転換しない限り「不可避の破滅的な結果」​を招くと警告した。

「英国製兵器を使ったウクライナによるロシア領攻撃への対抗措置として、ウクライナ領内外の英軍事施設・装備が標的​になり得ると、われわれは繰り返し警告してきた」と​述べた上で「英国の指導部が状況を再度慎重に分析し、直ちに、最も断‌固か⁠つ明確な形で、敵対的で攻撃的な路線を放棄することを提案する。紛争が全く新たなレベルへとエスカレートするリスクを生むだけだ」と語った。

英政府からコメントは得られ​ていない。英​政府はこれま⁠でもロシアの同種の警告を一蹴しており、ロシアからの自衛を目指すウクライナ支援のた​めに必要と判断することは何でも行うとの立​場を明確⁠にしている。

フランスも既に欧州製ミサイルの技術ライセンス供与に同意していることから、ザハロワ氏は27日、仏政府に対⁠して​も威嚇する姿勢を示した。仏英が高​度なミサイル技術をウクライナに供与することで両国とも「火遊びをしてい​る」と述べ、予測不能な結果を招く恐れがあると指摘した。

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Andrew Osborn

As Russia Chief Political Correspondent, and former Moscow bureau chief, Andrew helps lead coverage of the world’s largest country, whose political, economic and social transformation under President Vladimir Putin he has reported on for much of the last two decades, along with its growing confrontation with the West and wars in Georgia and Ukraine. Andrew was part of a Wall Street Journal reporting team short-listed for a Pulitzer Prize for international reporting. He has also reported from Moscow for two British newspapers, The Telegraph and The Independent.

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