
写真はGMの組立工場とオシャワ・エレベーションセンター。2026年8月19日、カナダ・オンタリオ州オシャワで撮影。REUTERS/Carlos Osorio
[30日 ロイター] – 米大手自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)、新しいタブで開きますのカナダ子会社の労働組合は30日、カナダ東部オンタリオ州オシャワの工場で大型ピックアップトラック「GMCシエラ」の生産能力を増強するために1億4400万カナダドルを投じるなどの労使合意を承認した。カナダの自動車労組「ユニフォア」が公表した合意内容によると、同州インガーソルにある組立工場については直ちに売却または閉鎖しないことを約束した。
カナダの自動車業界はトランプ米大統領がカナダ製自動車に課した25%の輸入関税に苦しんでいる。トランプ氏が2027年に関税率を50%へ引き上げると公約している中で、GMはカナダの工場に総額10億カナダドル(7億2000万米ドル)超を投資することを約束している。
ユニフォアによると、投資額にはオンタリオ州で新型のV型8気筒エンジンを製造するための6億9100万カナダドルの設備投資も含まれている。GMのカナダ子会社、GMカナダは従業員に対して3年間にわたって年3%の賃上げを提示した。
GMカナダのジャック・ウッパル社長は「新たな合意には賃金、福利厚生、雇用保障の大幅な改善が含まれており、当社を代表する従業員の貴重な貢献を評価するとともに、長年にわたってカナダの自動車産業の礎となってきた高賃金での雇用を維持することに寄与する」とコメントした。
米国とカナダの先週の貿易協議は、カナダで生産された中・大型車両の輸入関税を米国が引き下げるかどうかが注目されていたものの決裂した。
バークレイズの調査によると、GMの最量販モデルとなっているピックアップトラック「シボレー・シルバラード」の生産台数のうち約17%はカナダが担っている。
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