アルバータ州での光ファイバー切断により、通信障害が発生

銅線窃盗犯によって、カナダのブリティッシュコロンビア州で再び通信障害が発生しました。

CBCが報じたところによると、この障害は8月11日に発生し、ブリティッシュコロンビア州北西部の広い地域でインターネットおよび電話サービスが利用できなくなりました。

この地域で報告された通信障害としては、過去4か月で3回目となります。

今回の障害では、ブリティッシュコロンビア州の通信事業者CityWestが影響を受けました。隣接するアルバータ州で、第三者通信事業者のネットワークにおいて銅線窃盗が発生し、その際に光ファイバーケーブルが切断されたことで、現地時間11日午前10時ごろからサービスが停止しました。

CityWestは自社Webサイトのメンテナンス・障害情報ページで、同日午後7時(太平洋時間)までのサービス復旧を目指していると発表しました。

同社は更新情報の中で、次のように説明しています。「現在の復旧見込み時刻は、本日午後7時です。技術者が現地で引き続き作業を行っており、修復完了に向け対応を進めています。」

その後の詳細な情報は、公表されていません。

この障害は、Terrace、Prince Rupert、Haida Gwaii、North Coast、Bulkley Valley、Nechako Valley、Kitimat Valleyなど、地域内の複数の都市や地域に影響を及ぼしました。

CBCによると、KPU Communicationsも今回の光ファイバー切断の影響を受けました。同社はCityWestと連携し、アラスカ州南部の一部地域にも通信サービスを提供しています。KPUは、ブリティッシュコロンビア州クリントンを通るCityWestの光ファイバー回線が山火事によって損傷したと説明しています。

5月以降、この地域で発生した過去の通信障害もケーブル窃盗が原因とされており、通信事業者Telusは2度にわたり被害に遭っています。

銅線窃盗は、素材そのものの市場価値が高いことから、世界各地の携帯電話事業者や通信会社にとって深刻な問題となっています。一方で、窃盗犯が光ファイバーケーブルを銅線と誤認して切断するケースも多く、これが通信ネットワークの障害やサービス中断を引き起こしています。

国境を挟んだ米国では、通信事業者各社が通信インフラに対する破壊行為への罰則強化を求める活動を進めています。

本記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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