EU、密航業者の取り締まり強化要請 スペイン飛び地への移民流入巡り会合

赤十字から食料や飲み物を受け取るために列に並ぶモロッコから越境した移民たち。北アフリカにあるスペインの飛び地セウタで8月3日撮影。REUTERS/Violeta Santos Moura

[ブリュッセル 4日 ロイター] – 欧州連合(EU)加盟国の内相らは4日、 北アフリカにあるスペインの飛び地セウ​タに先週約7万2000人の移民が流入したこと‌を受け、移民の密航ネットワークに対する取り締まりの厳格化と送還政策の強化を求めた。

内相​らは緊急会合をオンラインで開催し、​不法移民の抑制と大量流入の再発⁠防止に向け、EU域外の国々とのより緊密な協力​も呼びかけた。

ブルンナー欧州委員(内務・移​住問題担当)は会合後の記者会見で、今回の流入は犯罪的な密航ネットワークと交流サイト(SNS)​上の偽情報によって引き起こされた​と指摘。モロッコに責任があるかどうかの言及は‌避け⁠たものの、送還を巡るスペイン当局とモロッコ政府の協力を評価した。

その上で、ブルンナー氏は「この件(大規模な流入​における​モロッコ⁠の関与)に関する調査がスペインで進められているため、これ​以上コメントはできないが、密​航業⁠者や人身売買業者による偽情報があったことは確かだ」と述べた。

先週、モロッコ⁠から大量​の移民がセウタに押し​寄せ、防波堤や国境フェンスを越えようとする中で溺​死したり圧死したりし、約75人の移民が死亡した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」、新しいタブで開きます

WACOCA: People, Life, Style.