
メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。
作成日時 :2026年7月31日17時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
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メキシコペソ/円(4時間足)
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照
先週のメキシコペソ/円は2年2カ月ぶり高値から反落
ドル/円が163円台の歴史的高値圏(円の安値圏)で推移する中、メキシコペソに対しても円は売りが優勢で、28日には9.400円前後まで上昇。2024年5月26日以来の高値を付けました。ところが、30日の海外市場で円が不自然に急騰するとペソ/円は9.107円前後まで急落。およそ2カ月半ぶりの安値を付ける場面もありました。政府・日銀による円買い介入が発動されたと見られますが、一巡後はペソ買い・円売りが入り、31日の東京市場では9.273円前後まで持ち直しています(13時30分現在)。なお、30日にメキシコで発表された4-6月期国内総生産(GDP)は、前期比+1.5%と1-3月期の-0.6%から大きく持ち直しました。
今週のメキシコペソ/円の注目ポイントは政策金利
メキシコ中銀は今週6日に政策金利を発表します。前々回の5月会合で利下げサイクルの終了を宣言したことから、今回も市場は政策金利を6.50%に据え置くことを確実視しています。このため、(サプライズの金利変更がなければ)声明文に焦点が当たることになるでしょう。前回6月の声明文では、インフレ率が2027年4-6月期に目標レンジの中間値である3.0%に戻るとの見通しを維持した上で「政策金利を現状水準で維持することが適切と判断している」と表明しました。今回も、インフレ見通しと金利水準に関する文言に変化が見られるかがポイントになりそうです。
来週のメキシコペソ/円の見通し
予想レンジ
9.175円-9.400円
基調
底堅い
今週の注目ポイント
☆8/6 メキシコ中銀政策金利
・主要国株価、国際商品価格
メキシコペソ/円(AUD/JPY) FX為替レート・チャート

外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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