[モスクワ 22日 ロイター] – ロシア最大のオンライン小売業者「ワイルドベリーズ」の代表は22日、ウクライナが同社の倉庫を新たに攻撃し、数人が負傷したと明らかにした。18日に別の倉庫がドローン攻撃を受け8人が死亡していた。
共同創業者で代表のタチアナ・キム氏によると、22日はクラスノダールとネヴィノミスクにある倉庫が攻撃を受けた。ロイターが検証したソーシャルメディアの映像には、クラスノダール上空に巨大な煙の柱が立ち上っている様子が映っていた。
キム氏はメッセージアプリ「テレグラム」に「一般市民や、ただ自分の仕事をこなしている従業員に対する攻撃によって引き起こされた、あらゆる感情や心情を言葉では言い表せない」と投稿した。

写真は18日、ウクライナのドローン攻撃により煙が立ち上る倉庫。ロシアのモスクワ州エレクトロスタルで撮影。ソーシャルメディア/REUTERS
クラスノダール州のコンドラティエフ知事は、女性1人が死亡したほか、3人が病院で治療を受けていると明らかにした。
ワイルドベリーズの倉庫への攻撃は、ウクライナによるロシア深部への攻撃作戦が新たな段階に入ったことを示す。ウクライナは、ロシア軍を支援する企業やインフラを標的に攻撃していると主張する。ゼレンスキー大統領は22日、今回の標的について、ロシア軍へのドローン部品など防衛装備品供給に関与する物流拠点だと説明した。ロシア政府は、ワイルドベリーズは軍需品を扱っていないとしている。
ワイルドベリーズは被害規模についてコメントしていない。
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