2026年07月14日(火)12:00 pm

記事要約

・マドリード新F1サーキットで8月24〜25日にF3公式テストを実施

・F1初開催を前に、競技運営や施設運用、安全手順を実戦環境で検証

・F3最終戦はバーレーン戦中止を補うため予選追加と2回の決勝を実施

2026年からスペインGPの舞台となるマドリードの新F1サーキットで、FIA F3選手権の公式テストが実施されることが決まった。

9月のF1初開催を前に、実戦に近い走行条件で競技運営や安全面を検証する重要な機会となる。

■F3が新サーキットを初走行 F1開催に向けて運営と安全面を検証

F3の公式テストは、8月24日と25日の2日間にわたって実施される。

今回のテストは、マドリードの新サーキットにおける競技運営や施設運用、安全手順を、実際のレースに近い環境で検証することを目的としている。

同サーキットでは先週、フェラーリがフィルミングデーを実施した。

今回のF3テストでは、各チームとドライバーが実際にコースを走行し、F1初開催に向けた本格的な検証が行われる。

F3のブルーノ・ミシェルCEOは、今回のテストについて次のように語った。

「このF3テストを発表できることを大変うれしく思います。2026年シーズンの重要な最終戦を前に、チームとドライバーがこの新たな挑戦を評価するための、非常に価値ある2日間になるでしょう」

■中止されたバーレーン戦を補うため最終戦の形式を拡大

F3はまた、今シーズン初めに中止となったバーレーン戦を補う措置として、マドリードで開催される2026年シーズン最終戦のフォーマットを変更すると発表した。

通常の週末に予選セッションを1回追加するとともに、決勝レースにあたるフィーチャーレースを2回実施する。

■大会責任者「完全に検証された状態でF1を迎えたい」

マドリードGPのディレクターを務めるルイス・ガルシア・アバドは、9月のF1初開催を前に、サーキットの検証を完了させることが当初からの目標だったと説明した。

「私たちは当初から、完全に検証され、テストを終えたサーキットでグランプリを迎えたいと考えていました。今回のテストによって、グランプリの初開催前に必要なすべての確認作業を行うことができます」

■バルセロナ側は将来に自信 2028年の復帰を見据える

一方、2026年から「バルセロナ・カタルーニャGP」の名称で開催されているバルセロナ側は、マドリードがスペインGPの名称を引き継いだ後も、サーキットの将来に揺るぎない自信を示している。

バルセロナ市のスポーツ担当評議員を務めるダビド・エスクデは、地元メディア『Metropoli Barcelona』に対し、次のように語った。

「時間がたてば、私たちが正しかったことが証明されるでしょう。マドリードのコースを好む人はいません。ドライバーたちでさえそうです。私たちには、カタルーニャ・サーキットという世界でも有数の素晴らしいサーキットがあります」

「もちろん、サーキットには近代化や投資が必要です。しかし、私たちは素晴らしいレースを開催しています。最終的には、すべてが良い方向へ落ち着くことを期待しています」

バルセロナ・カタルーニャGPは、ベルギーGPとのローテーション開催契約により、2028年にF1カレンダーへ復帰する予定となっている。

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