旅先で食べた一皿を思い出すと、その土地の風や音までよみがえることがあります。
見た景色、聞いた言葉、漂う音楽——それらが食べ物と溶け合い、心の中でひとつの風景を描き出す。食べることと旅することのあいだにある、やわらかな時間。そんな「味の記憶」から始まる小さな旅をつづったエッセイです。

#5 ニュージーランド最後の夜は、ハンバーガーでさようなら

ニュージーランド3日目。朝は8時に起床。本当は7時過ぎに起きようと思ったが起きられなかった。
悪夢を見た。最近走っていないことを責められるような夢……。
 
昨晩夕食を食べたレストランで朝食を食べる。グラノーラを一口。アプリコット?が乗ったグラノーラがとても美味しかった。

準備をして9時半に出発。ドライバーさんの案内でサイクリングツアーへ。Eバイクという電動バイクに乗って道を走る。クイーンズタウンの美しい街並みを見ながら走るサイクリングは爽快で、すごく気持ちがいい。電動バイクなのでペダルも軽くて漕ぎやすい。普段運動をしていない人でもきっと軽々と漕げる。細い橋を渡ったり塀のない道を走ったりスリルも感じる最高のサイクリングロードだった。このレンタルはいいなと思った。

ランチは近くのワイナリーへ向かうことに。サイクリングもここで終了!走行距離は15キロくらいだと聞いた。ちょうど良い運動になった。ニュージーランドにはワイナリーが多い。人気だそうだ。

食事を待っている間、隣の建物にあるチーズ売り場をのぞき、試食を楽しんだ。お土産になりそうなものを色々と見繕っていると、チーズの柄のエプロンを発見する。いろんなチーズが可愛らしいタッチで描かれていて、すごく素敵だった。でもエプロンは常に使うわけじゃないし……と思っていると、「今後、行った先々でエプロンを買うのはどう?」とマネージャーさんから提案くれた。とマネージャーさん。いい案だと思った。なんとなく、いつもマグネットを買っていたが、エプロンはいい案だ。私の趣味にも合っている。エプロンを購入し、食事の席に戻る。

白ワインを飲みながら、牡蠣をいただく。小ぶりな中に旨みが詰まっていて、つるんとした食感が最高に美味しかった。レモンをかけると牡蠣の濃厚さにアクセントが出ていくらでもいける。ドライバーさんが食べない分までいただいてしまうくらい美味しい。

続いてライスボールを揚げたようなものを食べる。ライスボールに添えてあった、きのこを煮たほろほろにしたもの?がとても美味しかった。美味しい組み合わせで驚いた。イカのフリットやパンなどをつまんで、ランチは終了。

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