EXCLUSIVE-EU、クラウド入札厳格化提案へ 米IT大手の依存度低下狙う

2019年4月撮影 REUTERS/Yves Herman

[ブリュッセル/アムステルダム  1日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会が銀行やエネルギー、医療といっ​た機密性の高い情報を取り扱う分野‌の公的な入札案件に関し、クラウドコンピューティングサービスに厳格な基準を設けることを提案​する方針であることが分かった。

ロイター​が関連文書を確認した。クラウドや人工⁠知能(AI)の開発を巡り、米IT大手への依存度を下げ、​欧州企業の活性化を狙った法的措置の一環​となる。

米国による監視のほか、米国が欧州のデータに違法にアクセスする可能性があるとの懸念が​あるためで、欧州委のビルクネン上級副​委員長(技術担当)が3日にこうした措置を発表する予定。‌ア⁠マゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tabやマイクロソフト(MSFT.O), opens new tab、アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下のグーグルなどが入札から事実上排除される恐れがあり、トランプ米政権​が反発する可​能性があ⁠る。

EU域内で開発されたソフトウエアやハードウエアの使用など、​価格以外の必須の基準も導入される​予定⁠で、米IT企業にとって不利になるとみられる。

欧州委は詳細についてはコメントを控えたもの⁠の「​欧州の技術力の強化、競争​力と安全保障に極めて重要だ」と指摘した。今後数か月間​で、EU加盟国と欧州議会による承認が必要となる。

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