
ウクライナの無人機攻撃を受け煙を上げる石油ポンプ場の衛星画像。7日にロシア中部ペルミ市で撮影。EUROPEAN UNION/COPERNICUS SENTINEL-2/Handout via REUTERS
[モスクワ 8日 ロイター] – ロシアが一方的に宣言した対ドイツ戦勝記念日に合わせた2日間の「停戦」期間が8日、始まった。6日からの停戦を提案したウクライナは、祝日のための停戦は不適切を批判している。双方は8日、互いに停戦に違反したと非難した。
ロシア国防省は、8日未明にウクライナのドローン(無人機)264機を撃墜したと発表。モスクワのソビャーニン市長は首都が標的になったと述べた。ウラル地方のペルミがドローン攻撃を受けたとの情報もある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、7日夜から8日未明にかけてロシア軍の攻撃があったとし、ロシアに停戦の姿勢はないと指摘した。
ゼレンスキー氏によると、現地時間午前7時(日本時間午後1時)時点で、ウクライナ側の前線陣地に対し140回以上攻撃があった。夜間に10回の強襲、ドローン攻撃があったとした。
「過去24時間と同様、ウクライナはきょうも同等の反撃を行う。われわれは自国の陣地と人々の命を守り抜く」と述べた。
ゼレンスキー氏は4日、6日からの停戦を表明したが、それを無視する形でロシアの攻撃は続いている。
ロシアは、9日の戦勝記念日の祝賀行事をウクライナが妨害すれば首都キーウに大規模なミサイル攻撃に実施する警告し、キーウの大使館などに退避を勧告した。
毎年、戦勝記念日に行う軍事パレードは、ロシアの軍備を誇示する場となるが、今年はウクライナによる攻撃の可能性があるとして、兵器や装備の隊列は参加しない。
米CNNなど西側メディアは、クーデターや暗殺の懸念からプーチン大統領の警護が強化されていると報じたが、ペスコフ大統領報道官はこれを否定し「大きな祝日の前は常に警備が強化される」と述べた。
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