初期セットアップでWindows Updateをスキップ可能に

 Microsoftは4月24日、更新タイミングの調整や再起動オプションなど、Windows Updateに関する機能改善を順次展開開始したと発表した。主に4つの改善を実施している。

 1つ目は初期セットアップ(OOBE)に関する改善。今年に入り、セットアップ中のWindows Updateをスキップするオプションが新たに追加され、PCを最新の状態にしてセットアップを完了するか、更新を後回しにしてすぐにPCを使えるようにするか、ユーザーが選択できるようになっている。

Windows Updateの一時停止設定がしやすく

 2つ目は更新の一時停止機能に関する改善。Windows Updateの実行を一時的に止めることができる機能で、以前から設けられているものだが、期限を設定する際に新たにカレンダー形式で日付を選べるようになる。また、一時停止できる期間は最大35日間だが、必要に応じて何度も設定し直すことで延長できる。

Windows Updateが保留中でも、常に通常の再起動/シャットダウンが可能に

 3つ目はPCの再起動やシャットダウンに関する改善。Windows Updateによる再起動が必要な状態になったPCでも、通常の「再起動」や「シャットダウン」が標準で選べるようになる。保留中の更新をインストールしないオプションが常に用意されることで、急いで再起動したい場合や外出前などで確実に電源を切りたい場合などでも、ユーザーが意図した通りに動作する。なお、従来の「更新して再起動」や「更新してシャットダウン」も引き続き用意される。

 4つ目は更新プログラムの名称に関する改善。ドライバー更新プログラムの名称に、ディスプレイ、オーディオなどといったデバイスクラスの表記を追加する。これは、2025年末に実施した更新プログラム名の簡素化の影響で、ドライバー更新プログラムの名称が似たような表記となり、分かりにくくなっていた問題に対処するものとなる。

適用可能な更新プログラムはまとめて表示。手動で適用もできる

 これらに加えて、更新体験を統合し、毎月発生する再起動回数を減らす取り組みも開始。まずは、ドライバー、.NET、ファームウェアの更新を月例の品質更新プログラムと連動させることで、ユーザーが特に操作を行なわない場合の再起動を月1回に抑える。引き続きユーザーが手動で特定の更新プログラムを適用することもできる。

 そのほか同社の掲げるSecure Future Initiativeに沿った取り組みとして、Windows Updateのダウンロードおよび適用にかかる時間の短縮に向けた改善や、更新が失敗した際にデバイスの復旧を試みる自動復旧機能の提供なども行なっている。

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