【写真を見る】5度目の停戦延長 “チキンレース”はいつまで続く?

■トランプ大統領「最後のチャンス」から一転「停戦延長」へ

トランプ大統領
「いつか君たちの誰かが大統領として、ここ(ホワイトハウス)に戻るかもしれない。だが、よしたほうがいい。割に合わない仕事だ」

4月21日、大学生を前に愚痴ともとれる発言をしていたトランプ大統領。この発言の約1時間前、突如つぶやいた内容が世界を駆け巡りました。

トランプ大統領(SNSより)
「どのような結果になるにしても、イランとの議論が終わるまで停戦を延長する」

翌日に迫ったイランとの「停戦の無期限延長」を表明したのです。トランプ氏は直前まで、まったく逆のことを言っていました。

トランプ大統領
「(停戦延長を)したくない。そんな時間はない」

――(合意しなければ)イランを攻撃するか?
「爆撃をするつもりだ」

「イラン国内の全ての発電所と橋を破壊するつもりだ」とも警告。さらに、パキスタンで予定されていた2回目の対面協議に向けても「イランにとって最後のチャンスだ」と強調していましたが、結局実現しませんでした。

トランプ氏が攻撃再開をちらつかせて、「延期」を繰り返すのは、この1か月で5度目。

ただ今回は、19日にアメリカの駆逐艦がイランの貨物船を拿捕。ホルムズ海峡の“逆封鎖”で実力行使するなど、圧力を高めていました。それにも関わらず、譲歩の姿勢を見せないイランに、停戦延期を余儀なくされたのです。

■今のイラン体制は“羊の皮を被ったオオカミ”

トランプ大統領
「向こう(イラン)は誰が国を率いているのか分からないほど大混乱だ」

トランプ氏は交渉が進まない理由について、こう主張しました。その上で、「戦場で惨敗続きの“強硬派”と、名ばかりの“穏健派”が内紛を起こしている」などと投稿したのです。

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