引き揚げたのは、同島のマリモ展示観察センターで展示しているマリモ。同センターは5~11月、観光遊覧船運航期間に合わせて開館展示し、12~4月の閉館期間は同島桟橋付近の湖底に沈めて保管している。

 作業は同センターの指定管理を受けている阿寒観光汽船の職員5人が湖底から籠の中に入れたマリモを1個ずつ、バケツに移し引き揚げた。大きいものは直径約30㌢。職員は、冬の間に積もった泥をマリモが崩れないよう水中で洗い流した後、同センター内の水槽に移し替えた。同社の小林道之取締役企画部長は「世界で唯一の大型球形マリモが間近に見られる施設。近年の自然環境の変化も含めマリモに関心を持ってほしい」と話した。

 同センターは25日から、今季の営業を始める。

釧路新聞

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