
4月23日、キーウに到着し、列車を降りるヘンリー英王子。Press service of the Ministry of Veterans Affairs of Ukraine/Handout via REUTERS
[キーウ 23日 ロイター] – ヘンリー英王子は23日、予告なくウクライナの首都キーウを訪問し、ロシアのプーチン大統領に戦争終結を求めるとともに、トランプ米大統領にも紛争解決に向けたリーダーシップ発揮を求めた。ロシアは先週、ウクライナに大規模な空爆を行ったばかり。
英王室は慣例として政治問題について発言しないが、チャールズ国王をはじめ主要な王族は繰り返しウクライナに支持を表明している。ヘンリー王子は開戦後3度目となる今回のウクライナ訪問で、王室関係者としてこれまでで最も明確な言葉で発言した。
王子は出席した安全保障フォーラムで演説し、「プーチン大統領、われわれが目の当たりにしている人命の喪失が続くことで利益を得る国はない。今ならこの戦争を止め、ウクライナ・ロシア双方のさらなる苦しみを回避し、別の道を選択するのにまだ間に合う」と述べた。
一方、米政府には戦争終結に向けた一段の尽力を求め、「今こそ米国のリーダーシップを発揮する時であり、国際条約上の義務を履行できることを示す時だ」と訴えた。
また、「欧州は大いに立ち上がってきた。今求められているのは、忍耐力と迅速性、連帯と規模、コミットメントと一貫性を両立させることだ」と述べた。
王子はアフガニスタンへの従軍経験を持つ英陸軍退役軍人でもある。
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