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長崎東高校の生徒たちが最新の技術を使って、長崎にある被爆遺構をスマートフォンやタブレット端末で疑似体験できる「コンテンツ」を開発しました。
現役高校生が挑んだAR平和学習のパワーアップ「来るのをためらう人」へ届けたい
開発されたコンテンツの名前は「NAGASAKI PEACE DOOR」。世界中誰でも、どこにいても、長崎原爆について学ぶことができる「コンテンツ」です。
生徒5人が平和学習を目的に、ARや3D技術を活用し力を合わせて開発しました。
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スマートフォンさえあれば、浦上天主堂など長崎の「被爆遺構」にいる気分をどんなに遠く離れた場所でも疑似体験できます。
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長崎東高校 入江愛夏さん:「原爆という過去を聞いたことはあるけど、実際に来ることをためらっている人が世界中にもいると思うので、そういう人に平和について気軽に学んでもらえるようにこのコンテンツを作った」
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長崎東高校では、平和や環境問題などの「社会課題」について、生徒自らが解決策を探る探求学習に取り組んでいます。
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5人は、この春卒業した先輩たちが探求テーマとしていたARを使った平和学習コンテンツ作りを受け継ぎ、3D技術を追加してパワーアップさせました。
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長崎東高校 大森菜桜さん:「ARを使った探究を先輩たちがやっていて、その発表を見た時に、もっと平和を多くの人に考えてもらうために何かしたいと思った」
焼け野原から復興まで 多角的に学ぶ「平和の尊さ」
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5人は、探究学習の時間だけでなく休みの日にもコンテンツ作りに取り組み、大学の専門家の力を借りながら、およそ半年でこのコンテンツを完成させました。
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「被爆遺構マップを確認して、被爆直後の写真、何もない焼け野原に今の平和祈念像が復興した様子が書かれていて、説明を読んでARリンクを(タップする)」
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この「コンテンツ」では、長崎原爆の被害の範囲を「地図」で知り、被爆直後、被爆遺構がどんな様子だったのか「画像」で確認できます。
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原爆の歴史や悲惨さを学んだ上で、等身大の被爆遺構をスマートフォンなどを通して疑似体験することで、「平和の尊さ」について考えてもらう仕組みです。
強制から能動へ 世代と国籍を超える「キャッチーな平和学習」
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長崎東高校 入江愛夏さん:「入りはキャッチーだけど、どの世代でもどの国籍の人でも楽しく平和学習ができる」
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長崎東高校 雪澤理世さん:「長崎の方だったら強制的な感じの平和学習になってしまうが、もう少し能動的に学習をしてもらえれば良いなと」
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「長崎原爆」を学ぶことで、平和について考え行動に移すきっかけとなるようなコンテンツになればと、生徒たちは願っています。

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