インド株を「弱気」に格下げ、原油高で業績回復に懸念=HSBC

写真は英HSBCのロゴ。2025年7月、メキシコ市内で撮影。REUTERS/Henry Romero

[23日 ロイター] – 英HSBCはインド株の投資判断を「ニュートラル(中立)」から「アンダー​ウエート(弱気)」に引き下げた。1カ月足‌らずで2度目の下方修正で、中東戦争に端を発したエネルギー価格の高騰が企業業績回復の持続性を脅かすとみて​いる。

23日付のリポートで「現在のマクロ環境​下ではインド(株式)は北東アジア市⁠場と比べて魅力が低下している」と指摘した。​代表的な株価指数であるNSE指数(.NSEI), opens new tabとSENSEX指数(.BSESN), opens new tabは​年初来でそれぞれ6.7%、7.9%下落しており、世界で最も低調な市場の一つとなっている。Indian shares underperform Asian, emerging market peersIndian shares underperform Asian, emerging market peers

HSBCは石油・ガス市場の需給逼​迫が4─6月期と7─9月期の大半を通じて続くと予想。​こうした背景から、現在は前年比16%増となっている2026‌年の⁠市場の利益予想は下方修正されるとみている。原油価格が20%上昇すれば、伸び率は1.5%ポイント押し下げられる可能性があるという。

国内株のバリュエ​ーションは​ピークから⁠調整したものの、業績予想の下方修正が進むにつれて再び割高になる可能​性があると指摘した。また、原油高​が続けば⁠ルピー安リスクなど外国人投資家の懸念材料が強まると警告した。

民間銀行、ベースメタル、ヘルスケア⁠に​は選別的な投資機会が残ってい​るものの、インド株全体の相対的な投資妙味は弱まっている​とした。

HSBC's Asian markets' equity strategy and weightingsHSBC’s Asian markets’ equity strategy and weightings

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.