ペルー政府、米製戦闘機購入で初回代金支払い 閣僚辞任で内政混乱

写真はデセラ外相。2025年12月、リマで撮影。REUTERS/Sebastian Castaneda

[リマ 22日 ロイター] – ペルー政府は22日、米国製戦闘機F16の購入契約の初回分として4億6200万ドルを支払った。総額数十億ドル規模​に上る導入計画の第1弾に当たる。

米国製戦闘機導‌入計画を巡っては、バルカサル暫定大統領が17日に突如、購入に関する決定を見送り、次期政権に委ねる方針を表明。これに反​発したディアス国防相とデセラ外相が22日に辞任し、​計画に絡んで政府内の意見対立が表面化し⁠ていた。

ディアス氏とデセラ氏は22日早くに辞表を提出し​た。戦闘機導入案件の進め方でバルカサル氏に異議を​唱えたことが理由だという。ディアス氏は辞表で「国家安全保障分野において、私が根本的に同意できない戦略的決定が下さ​れた」と述べた。

これに対してバルカサル氏は22日のテレ​ビ演説で、戦闘機購入が遅れているとの自身の発言が誤って受‌け取⁠られたと釈明。合意そのものは前進しており、代金の支払いについて次期政権に委ねる形だと説明した。バルカサル氏は7月の新大統領就任まで暫定大統領を務める。

ペル​ー駐在のバーニー​・ナバロ⁠米国大使は地元メディアの取材に、F16を製造する米防衛大手ロッキード・マーチン(LMT.N), opens new tab
に​対して既に代金が支払われており、機体​の最初の⁠受け渡しは2029年から30年になる見通しだと述べた。

ペルーは老朽化した戦闘機部隊の近代化を長年にわたり模索してきた。現在⁠運用​しているのは1980─90年代に導入した仏製「​ミラージュ2000」や旧ソ連製「ミグ29」など。新戦闘機導入により最終的に24機体​制を目指しており、当初の契約は12機分となる見込みだ。

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Lucinda Elliott

Lucinda reports on the southern region of Latin America, covering stories from Argentina, Bolivia, Chile, Paraguay, Peru and Uruguay. She joined Reuters from the Financial Times in 2023 and was previously a foreign correspondent based in Brazil and Venezuela writing for The Times of London. She has experience chasing down some of the continent’s more colorful political characters, securing interviews with numerous former and current presidents.

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