
写真はピエロ・コルベット氏。4月10日、リマで撮影。REUTERS/Manuel Orbegozo
[リマ 21日 ロイター] – ペルー選挙管理当局トップのピエロ・コルベット氏が21日、辞任した。今月12日に実施された大統領選の結果発表が大幅に遅れていることへの批判が高まっていた。
Xで辞表を公開したコルベット氏はこれまで選挙プロセスの運営上の遅れを認めていたが、不正行為はなかったとしていた。
コルベット氏は、6月7日に予定されている決選投票が「国民のより大きな信頼の下で」実施されるよう、自らが退くことが「必要かつ不可避」だと述べた。多くの未解決の問題については「公平かつ徹底的な調査」を通じて解明されなければならないとした。
公式集計の遅れを受け、複数の候補者から不正の疑いが提起されており、経済界のリーダーや議員からもコルベット氏の交代を求める声が上がっていた。欧州連合(EU)の選挙監視団は先週、不正の証拠は見つからなかったと発表した。
選管当局は20日、集計表の不一致や情報の欠落、記載ミスなどを理由に異議が申し立てられた数千票の投票用紙を再確認する作業を開始した。これにより最終結果の発表はさらに遅れており、6月の決選投票で保守派の最有力候補であるケイコ・フジモリ氏と対決する候補はまだ明確になっていない。
ペルーの最高選挙機関である全国選挙審議会(JNE)によると、大統領選挙の最終結果は遅くとも5月15日までに判明する見通しだ。同審議会はXへの投稿で、コルベット氏の辞任を受け入れたと即座に発表した。
公式開票状況は17日以降、ほとんど変化していない。選管当局によると、開票率約94%の時点で、フジモリ氏は約17%の得票率を維持。 左派のロベルト・サンチェス氏と極右のラファエル・ロペスアリアガ氏は2位争いを繰り広げており、得票率はそれぞれ12.0%と11.9%となっている。その差は約1万4000票で推移している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.