ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.21 08:25
19~24日の李在明(イ・ジェミョン)大統領のインド・ベトナム歴訪に韓国財界オーナーらが大挙同行する中で、韓国企業のグローバルサウス攻略が本格化している。グローバルサウスは主に南半球にある新興国と開発途上国を示す。
李大統領は20日、インドのニューデリーで開かれた韓国・インドビジネスフォーラムに参加した。財界によると、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長、ポスコグループの張仁和(チャン・インファ)会長、HD現代の鄭基宣(チョン・ギソン)会長、暁星(ヒョソン)グループの趙顕俊(チョ・ヒョンジュン)会長ら韓国財界関係者250人が参加した。
米中対立が深まる中で、インドなどグローバルサウスは成長潜在力が大きく中国の代案として生産拠点の役割を担える地域で重要性が次第に高まっている。李大統領は祝辞で「サムスンと現代自動車、LGなど韓国企業はインド国民の暮らしの中に深く根を下ろした。インドの人工知能(AI)とソフトウエア能力、韓国の半導体、バッテリー、自動車、造船など製造競争力が結びつけば莫大なシナジーを出すだろう」と強調した。
インドに大規模工場と研究開発センターを運営中しているサムスン電子は先端分野事業拡大に力を入れるものとみられる。李在鎔(会長とインド最大企業リライアンス・インダストリーズのアンバニ会長との会合の有無も関心を集める。LGエレクトロニクスは昨年インド法人を現地証券市場に上場し、生産から技術支援を合わせた現地完結型事業体系を構築するなどインド市場攻略にスピードを出している。
鉄鋼業界ではインドが核心市場に浮上した。ポスコはこの日インド最大鉄鋼メーカーJSWスチールと年600万トン規模の一貫製鉄所建設に向けた合弁投資契約を締結した。両社が株式の50%ずつを保有し、2031年の竣工が目標だ。ポスコのイ・ヒグン社長は「ポスコの鉄鋼技術力とJSWの現地競争力を結合し両国の産業に実質的に寄与するだろう」とした。
自動車業界でインドは成長性の大きい市場であり、生産拠点だ。1-3月期に現代自動車・起亜はインドで四半期基準過去最大となる25万903台を販売した。現代自動車グループは2028年の完工を目標に、インドに新興市場総合研究開発センターを作っている。また、現代自動車はTVSモーターカンパニーと三輪電気自動車の共同開発協約を結び、インドの電動化転換を加速することにした。iM証券のイ・サンス研究員は「インドは現地生産を強制するが、国境問題で対立関係にある中国は進出が難しく、既存の進出企業を中心に競争構図が続くだろう」と話した。
造船業界ではHD現代が最近インドのタミルナドゥ州に新規造船所設立を推進中で、昨年にはインド最大の国営造船所であるコーチン造船所と協力関係を結んだ。HD現代重工業関係者は「生産拠点拡充で中国が主導しているタンカー、ばら積み船などの競争力を確保して収益性を最大化する計画」と明らかにした。
エネルギー分野でもグローバルサウスは見逃せない市場だ。ベトナム政府は電力不足解消に向け約30兆ウォンを投じて原発4基を建設する計画だ。1号機をロシアが獲得した中で、2号機は「チーム・コリア」の受注が有力だ。
ベトナムは海岸線が南北に長く、海上風力開発に最適な立地だ。海底ケーブルを生産するLS電線はベトナムのホーチミンとハイフォンに生産法人があるが、追加基地を検討している。LS電線関係者は「グローバルサウスは成長性があまりにも高い上に欧州輸出の生産拠点としても重要だ」と話した。

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