岡山県や岡山市、山陽新聞社などでつくる「おかやま桃太郎まつり運営委員会」は20日、2026年度のまつりの概要を決めた。演舞行事「うらじゃ」(8月22、23日)は昨年同様、同市中心部の3カ所をパレード会場に設定。岡山城(同市北区丸の内)一帯を舞台とする「烏城夏まつり」は同1、2日に開催し、数十発の花火を打ち上げる計画があることも明らかにした。

 うらじゃのパレードは22日に表町商店街とハレまち通り(旧県庁通り)、23日は市役所筋で繰り広げ、同日夜の総おどりでフィナーレを飾る。演舞場は岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場(同表町)や杜の街グレース(同下石井)などに設置。両日とも山陽新聞社さん太広場(同柳町)で親子向けのファミリーフェスタがある。

 昨年、うらじゃ30回記念事業として企画した「温羅火(おにび)行列」は継続。うらじゃの演舞行事を前に温羅(うら)伝説ゆかりの吉備津神社(同吉備津)で採火した炎を岡山神社(同石関町)まで運ぶ。具体的な日程は今後詰める。

 花火を巡っては、警備体制の確保が困難なことなどを理由に19年から大会を中止し、ステージや飲食が楽しめる烏城夏まつりを代替イベントとして開催している。夏まつり実行委員会の事務局を務める岡山商工会議所の松田久会頭は20日の会合で「以前のような形は困難だが、演出の一つとして8月1日夜に小規模な打ち上げを検討している」と述べた。

 この他、秋のまつりは10月10、11日に岡山城一帯で郷土の食と芸能と歴史をテーマとしたイベントを展開。冬の「MOMOTAROH FANTASY」は11月下旬~来年1月上旬に開き、JR岡山駅周辺などをイルミネーションで彩る。
(川中満仁)

WACOCA: People, Life, Style.