日本GLPは4月20日、東京都昭島市で開発を進めている、マルチテナント型物流施設3棟を含む総敷地面積約52万5000m2に上る「ALFALINK(アルファリンク)東京昭島」プロジェクトについて、工事の進ちょくや地域との共生など、計画方針を公表した。2028年~2029年の竣工を予定している。
<「ALFALINK 東京昭島」2029年完成イメージ>
計画によると、3棟の物流施設は、「ALFALINK 東京昭島1」が5階建て・延床面積40万3400m2、「ALFALINK 東京昭島2」が7階建て・延床面積25万3400m2、「ALFALINK 東京昭島3」が5階建て・延床面積17万7500m2と大規模な開発になる。
「ALFALINK」は、物流の最適化や効率化を超えて未来にプラスαを生み出すことを目指す、日本GLPの多機能型物流施設ブランド。これまで相模原(神奈川県)、流山(千葉県)、茨木(大阪府)、尼崎(兵庫県)で展開してきた。
いずれも「Open Hub」という考え方のもと、ビジネスの場でありながら地域に開かれた共有空間として、施設で働く人と地域で暮らす人が共に過ごせる場所を目指して運営している。
<立地>
「ALFALINK 東京昭島」は、これまでのノウハウを注ぎ込んだ集大成となり、大型のマルチテナント型物流施設として多企業を誘致し、5000人規模の雇用機会も想定。まちの財政基盤強化と持続的発展につなげる。
昭島市には有力企業や公的機関の研究開発拠点も多く集まっており、まち全体を舞台に新たな人・モノ・情報が集まる次世代のビジネスイノベーション拠点となることを目指す。
<「ALFALINK 東京昭島」を象徴する公園のイメージ>
敷地北側(玉川上水側)には3万5000m2の大規模な公園を整備し、昭島市に移管する。完成後は市民公園として開放される。
代官山緑地(4万5000m2)は、昭島市の条例に基づき開発対象外として保全し、玉川上水とともに景観を継承する。また玉川上水の南側に緑道を整備し、散策コースとして開放。上水公園との接続も検討し、東西約1.5km の緑道を整備する。
南北のまちを緑道でつなぎ、「開かれた緑」を従来の約2.5倍に拡張する。昭島市の豊かな水資源環境に配慮し、新たな井戸の掘削は予定していないという。
一方、敷地南側(JR昭島駅側)には3万5000m2のコミュニティエリアを整備し、地域に開放する。レストランやワークスペース、イベントペース、運動コート、保育施設などの整備を検討しているが、日本建築や日本庭園、チャペルなど既存建築の一部は残す。
さらには、都市防災機能を充実させる。免震構造や非常用電源を備え「止めない物流」を目指すだけでなく、地域の緊急避難場所として公園スペースを活用するなど、昭島市と今後協議する予定。災害時の救援物資受け入れと輸配送機能の提供、住民参加型の防災訓練や避難訓練の定期実施なども、していきたいという。
なお、「ALFALINK 東京昭島」は大規模な開発となるため、工事や環境影響対策に関して住民説明会などを通じ情報発信してきた。今後も適宜発信し、住民向けには専用サイトで案内していく。
■計画概要
事業主体:日本GLP
所在地:東京都昭島市つつじが丘1丁目他
総敷地面積:約52万5000m2(開発後に昭島市に管理移管予定の道路・公園等を除く)
開発施設:物流施設3棟および地域貢献棟/ITインフラ施設
造成工事着工:2025年6月
竣工:2028年~2029年(予定)
日本GLP/「ALFALINK 茨木」で新たなビジネス機会創出を目的にイベント開催

WACOCA: People, Life, Style.