1週間で震度3以上の地震が6回 18日には長野県で5強と5弱 日頃から備えを

公開:2026年04月20日09:08

1週間で震度3以上の地震が6回 18日には長野県で5強と5弱 日頃から備えを

ここ1週間(4月13日8時00分~20日8時00分)で発生した地震は52回で、そのうち最大震度3以上の地震は6回でした。18日には長野県で震度5強と震度5弱を立て続けに観測しています。地震は突然やってきます。日頃の備えを今一度、見直しておきましょう。

ここ1週間の地震回数

上の図は、全国で1週間のうちに震度1以上を観測した地震の震央を示したものです。
ここ1週間(4月13日8時00分~20日8時00分)では、震度1以上の地震は52回で、そのうち震度3以上の地震は6回でした。

長野県で地震活動が活発化

長野県で地震活動が活発化

ここ1週間に発生した最大震度3以上の地震は、いずれも長野県北部を震源とする地震でした。特に4月18日13時20分頃に発生したM5.0の地震では長野県大町市で震度5強、長野市で震度5弱を観測しました。また約1時間半後の14時54分頃にはM5.1の地震が発生し、長野市と大町市で震度5弱を観測しました。

気象庁は、この地域では過去に、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が続発した事例があることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もあるとして十分に注意するよう呼び掛けています。

大きな地震が起きたら

大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。

①家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。
②エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
③街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
④自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
⑤山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。

地震に備えて

地震に備えて

地震は突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。

① 非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。
② 家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。
③ 地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。
④ 普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。

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中川 裕美子

日本気象協会 本社気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

中川 裕美子

2007年1月より日本気象協会勤務。
ラジオやストリーミングでの天気解説、新聞やテレビの天気原稿作成などを担当。
「天気でわかる四季のくらし」(新日本出版社)を共同執筆。
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