
福島県只見町ブナセンターの企画展「アリからクマまでタネをまく動物たち」が町内のただみ・ブナと川のミュージアムで始まった。植物の種の「運び屋」の動物たちと、カタクリやフクジュソウなどの関係を解説している。
植物が動物に種を運んでもらう「散布」の仕組みをパネルと標本で紹介している。フクジュソウの種を包む皮の部分をアリが好む。アリは巣に運んで種の部分を捨て、種はその場で発芽する。鳥に種を運んでもらうために目立つ色の果実を付ける植物もある。
鳥類と哺乳類はどちらが種を遠くまで運んでいるかを調べた研究もある。鳥は移動能力は高いが、食べた種をすぐに排出するため、遠くまで運んでいないという。センターの千石陸さんは「植物の生存戦略を感じてほしい」と話している。
企画展は11月30日まで。会期中に散布の仕組みを示す観察会などを催す予定。入館料は高校生以上310円、小中学生210円。開館時間は午前9時から午後5時。火曜休館。問い合わせはミュージアム 電話0241(72)8355へ。
【写真】植物と動物の関係を解説する企画展

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