セイコーウオッチは、2026年4月にイタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウィーク 2026において、国産腕時計の最高峰<グランドセイコー>として出展します。会場は、ブレラ地区の歴史的なギャラリー「Galleria d’arte moderna “Il Castello”」。ブランドフィロソフィー“THE NATURE OF TIME”をテーマに、日本の気鋭クリエイター3名が、グランドセイコーの「ダイヤル(文字盤)」に宿る微細な質感や陰影を空間へと拡張し、時間のあり方そのものを見つめ直す独創的なインスタレーションを展開します。
グランドセイコーが1960年の誕生以来追求し続けてきたのは、正確さ、見やすさ、美しさという腕時計の本質です。その根底を支えるフィロソフィー“THE NATURE OF TIME”は、移ろう自然への感性と、匠の姿という二つの日本的精神性を象徴しています。今回の展示では、ブランドの象徴である「ダイヤル」に焦点を当て、そこに凝縮された日本の自然(雪白、白樺、樹氷など)と匠の技を、光・素材・映像の力で空間全体へと昇華させます。
進藤 篤(デザイナー / アーティスト)|「PULSE OF TIME」
時計のダイヤルという小さな宇宙に潜む多層的な奥行きを空間へと拡張。何百もの光の脈が淡い余韻を残しながら移ろう様子を描き出します。絶え間なく続く時間の波に自分自身が取り込まれていくような、光の層の奥へと意識を引き込むインスタレーションです。

川原 隆邦(和紙アーティスト)|「aurora」「うつろい」
蛭谷和紙の唯一の継承者である川原氏は、和紙の透過性と質感を用い、光の移ろいに応じて表情を変える「aurora」を展示。また、「花筏」「雪白」「水面」などのダイヤルモチーフを、漆喰と和紙を融合させた「うつろい」として表現し、一瞬の出来事が時の層として定着する様を表現します。

「aurora」

「うつろい」
阿部 伸吾(映像作家)|「story」
舞い降りる花びらや降り積もる雪、光と影の連鎖を叙情的な映像作品として展開。ダイヤルのテクスチャーがほどけ、繊細な自然の変化の中に凝縮された時間を感じさせる物語を描き出します。

参加クリエイター

進藤篤(デザイナー / アーティスト)
1991年生まれ。東京藝術大学大学院デザイン専攻課程修了。インテリアデザイナーとしてホテル、オフィス、商業空間等のデザインに携わる。個人プロジェクトでは、「空気感との対話(Cultivating Atmospheres)」をテーマに据え、空間、インテリアオブジェクト、アート作品等、多岐にわたる作品を発表。日常にある物事を捉え直し、素材の新たな可能性や、根源的な美を探る。主な受賞歴に、iF Design Award(2026)、日本空間デザイン賞「エキシビション・イベント空間部門」銅賞、サステナブル空間賞(2024)、ELLE DECOR JAPAN, Young Japanese Design Talent(2023)ほか。

川原隆邦(和紙アーティスト)
1981年生まれ。伝統的和紙の材料栽培から原料処理までを一貫して手作業で行う職人。従来の和紙とは異なる素材を和紙化させるなど新しい和紙の技術と表現をするアーティスト。2016年第30回人間力大賞グランプリとなる内閣総理大臣奨励賞、経済産業大臣奨励賞を受賞。 2017年国際北陸工芸サミット「U-50 国際北陸工芸アワード」最優秀賞。 2018年パリ装飾美術館「ジャポニズム2018」参加。2025年日本国際博覧会迎賓館エントランスに8作品を創作。

阿部伸吾(映像作家)
TVCM、CIデザイン、ミュージックビデオを主に、ディレクターとしての企画力と先鋭的なモーショングラフィックデザイナーとしてのスキルを組み合わせ、本質的かつミニマルな表現スタイルを持つ。同時に外部アーティストとの共同制作、インスタレーション、劇中映像など、メディアにとらわれない創作活動にも挑戦し続けている。
ブレラ地区に現れる静謐な小宇宙
今回の展示は、数々の国際的なプロジェクトを手掛ける桐山 登士樹氏を総合プロデューサーに、空間デザイナーの森ひかる氏を起用しています。ブレラデザインウィークの公式タイムキーパーも務めるグランドセイコーにとって、会場となる「Il Castello」は特別な意味を持つ場所です。伝統的なギャラリーの空間に、最先端のCG映像と伝統的な和紙、そして緻密な光の演出が融合することで、来場者は日常の喧騒を離れ、グランドセイコーが刻む「静かで豊かな時」を全身で体感することになります。
開催概要
会期:2026年4月21日(火)〜4月26日(日)
会場:Galleria d’arte moderna “Il Castello”
所在地:Via Brera, 16, 20121 Milano, Italy(Google Map)
主催:Grand Seiko Europe S.A.S.
総合プロデュース:桐山 登士樹(株式会社TRUNK)
空間デザイン:森ひかる
クリエイター:進藤 篤、川原隆邦、阿部伸吾
ブランド:グランドセイコー
参照元:PR TIMES セイコーウオッチ株式会社 リリース

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