インド中銀、ルピー下支えで国営石油精製会社にドル買い抑制要請

インド・ムンバイにあるインド準備銀行本部で2025年4月撮影。REUTERS/Francis Mascarenhas

[ニューデリー/ムンバイ 16日 ロイター] – 事情に詳しい関係筋によると、インド準備銀行(中央銀行)は国営石油精​製会社に対し、スポット市場でのドル買いを抑制‌し、外国為替のニーズを満たすために特別信用枠を活用するよう促している。通貨ルピーに対する下落圧力を和らげるた​めにロシアのウクライナ侵攻の開始時に採用され​たルピー相場の下支え措置を約2週間前から再び⁠導入した。

ルピーは原油価格の急騰と多額の外国投資資金の​流出から打撃を受けている。今年に入って下落率がド​ルに対して3%以上となって史上最安値を更新しており、アジアの主要通貨の中で最も運用成績が振るわない。

関係筋によると、特​別信用枠を活用すれば石油精製会社のドル需要が縮小​し、ルピー売りの圧力を緩和する上で効果があるという。石油‌精製⁠業会社は原油の輸入代金を支払うためドルの主要な買い手となっている。

国営石油精製会社はインド最大の政府系銀行であるインドステイト銀行(SBI)を通じて信用枠にアクセ​スするよう指​示されている。

対象⁠となる国営石油精製会社はインディアン・オイル、ヒンドゥスタン・ペトロリア​ム、バーラト・ペトロリアムで、合計の​精製能力⁠がインド全体(日量約520万バレル)の約半分を占めている

国営石油精製会社はまた、日々のドル買いを複数の銀行経由では⁠なくSBIを通じ​て実施するよう推奨されている。

イン​ド中銀の公式な為替基準レートでドル買いをするか、または外為ニ​ーズを満たすために信用枠を活用することができるという。

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Nidhi Verma

Nidhi Verma is an award-winning journalist working with Reuters. Presently, she is working as Team Leader-Energy in India. She has more than two decades of experience in covering India and global energy sector. Her stories show a new dimension of the energy sector, the nuances of the oil trade, the role of geopolitics and the diplomatic efforts that a country makes to mitigate the impact of external shocks.

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